トヨタ自動車が静岡県裾野市の工場跡地に建設した実証実験都市「Toyota Woven City」。実証実験開始エリアは約4万7000平方メートルにおよぶ。ヒト・実証実験・未完成の3つをコンセプトにトヨタ関係者と家族らが生活の中で最先端技術を検証し常に街を進化させながら安心で便利な暮らしの実現を目指す。ウーブン・シティは私有地を活用した実証を通じてイノベーションのアップデートを目指す。ダイドードリンコが手掛ける未来の自動販売機「HAKU」はスマホでラインアップ確認や支払いが可能。日清食品が開発に力を入れる最適化栄養食のハンバーガーなど7社がプロジェクトに参画している。トヨタと異業種で強みをかけ算し新たな価値を創出していきたい考え。来年度以降は一般客も街を体験できる予定。