絵柄が書かれていないカードゲームが愛知の大学生の発案で商品化された。カードの表は真っ黒だが、マークが立体的に付いており、マークは16種類でそれぞれ2枚ずつ。参加者はカードを見ずに指で触ってマークを判別しながらババ抜きなどで遊ぶ。これは視覚障害がある人もない人も一緒に遊べるようにと開発されたカードゲーム。考えたのは南山大学で経営学を学ぶ学生3人で、去年11月に開かれた大学生のビジネスコンテストでこの商品プランを発表したところ優勝し、大阪の企業と商品化することが決まった。商品開発のきっかけについて市川雄大さんは「家族でトランプゲームやウノのゲームを遊ぶ時に、目の不自由な叔父だけ交じれず悲しい思いをした。」などと話した。
触った感じが違う材料で色や配置も工夫しながら何度も試作し、200枚以上のカードを作った。その中で大切にしてきたのは視覚障害者の意見を聞くことで、視覚障害者団体や盲学校を訪問し、100人以上に体験してもらって改善点を見つけてきた。タッチしてチャレンジすることからタッチャレと名付けたカードゲームには、丸・四角・三角・星の4種類の形に、つるつる・つぶ・ざらざら・しましまの4種類の柄をつけた。形が三角と似ていると指摘された星は角度を大きくして中の面積を広げ、判別しやすくなるよう改良した。学生たちはこのゲームを通して、障害に囚われず交流出来るようになることを期待している。
触った感じが違う材料で色や配置も工夫しながら何度も試作し、200枚以上のカードを作った。その中で大切にしてきたのは視覚障害者の意見を聞くことで、視覚障害者団体や盲学校を訪問し、100人以上に体験してもらって改善点を見つけてきた。タッチしてチャレンジすることからタッチャレと名付けたカードゲームには、丸・四角・三角・星の4種類の形に、つるつる・つぶ・ざらざら・しましまの4種類の柄をつけた。形が三角と似ていると指摘された星は角度を大きくして中の面積を広げ、判別しやすくなるよう改良した。学生たちはこのゲームを通して、障害に囚われず交流出来るようになることを期待している。
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