兵庫・尼崎市の高齢者施設では利用者の筋力低下を防ぐため足腰を鍛えるトレーニングを実施している。その後にプロテインを摂取している。厚生労働省は2020年、高齢者の1日のたんぱく摂取目標量を引き上げた。立命館大学・藤田教授に伺うと「食が細い高齢者が効率よくたんぱく質を摂取するのに有効」とのこと。プロテインの国内市場は去年1190億円、10年で約4倍に急増。ダイエット・子ども向けなど種類も豊富になってきている。Ultimate Lifeの完全栄養プロテインは食物繊維・ビタミンなど1日に必要な栄養素27種類をカバーしている。Ultimate Lifeの田中さんは「朝が忙しくて食パン1枚という方に摂取していただきたい」とコメントした。大阪市には「プロテインラボ」がある。キウイストロベリーバナナは低カロリーだが成人女性が1日に必要なたんぱく質の約半分の摂取が可能。立命館大学の藤田教授は「プロテインは食事とともに補う手段として有効」だという。摂取できる成分はほぼたんぱく質だけなので肉・魚なら摂れるはずのビタミンなど他の栄養素が不足する可能性がある。飲むだけでは筋肉は増えない。筋肉量を増やすには運動と合わせて摂取しないと意味がない。