ニューヨーク原油市場では、WTI先物価格が上昇し、1バレル=100ドルを再び突破した。市場では先週、1バレル=119ドル台まで値上がり後、76ドル台まで急落するなど、乱高下しながらも上昇傾向となっていた。アメリカがイラン最大の原油積み出し拠点を攻撃するなど、投資家の間では、ホルムズ海峡の事実上の封鎖で、長期化の懸念が広がっている。日本や欧米諸国などは、過去最大規模となる、石油備蓄の放出を決めているが、事実上の封鎖状態に解消のめどが立たず、先物価格の上昇傾向が続いている。市場関係者は、アメリカや各国によるタンカー護衛などの、早期実現には懐疑的な見方が多いが、ホルムズ海峡をめぐる緊張が、緩和の方向に進むかが注目されていると話している。
