どういうルールがあれば企業の取り組みが後押しされるのか紹介。再生材使用の数値目標を設定すること、使い捨てプラスチックを禁止すること、プラスチックの規制に詳しい三沢行弘さんは共通ルールが整うことで適正に競争できる効果があるという。直近の条約交渉では、生産段階での規制を含めた条約を求めた国が約100か国、石油産油国は反対しているが、立場を明らかにしていない国がより野心的な条約を進めるべきだとして他の国に働きかけることで野心的な条約ができるのではないかという。プラスチック対策の優先順位を紹介。削減のリデュース、再使用のリユース、再資源化のリサイクルの順で進める必要がある。日本はリサイクル対策は進んでいるが、リユース・リデュースが進んでいないという。容器包装プラスチックは日本での1人あたりの使用量は年間約30キロ。三沢行弘さんは今地球には三重の危機がある、汚染・生物多様性・気候変動、プラスチックはこの3つに密接に関わっていると話した。