“政治とカネ”検証特集第7弾。岸田総理は9年ぶりの国賓待遇で訪米した。首脳会談ではバイデン大統領から“日本以上に重要な同盟国はない”と賛辞を送られた。政治とカネの問題で内閣支持率は22.8%と過去最低を更新中。訪米の成果を支持率回復につなげたい狙いも見える。岸田総理の命運を左右する衆議院の補欠選挙が今月28日、3つの選挙区で行われる。長崎3区は政治資金パーティーをめぐる事件で有罪となった谷川弥一氏の辞職、島根1区は細田博之氏の死去、東京15区は柿沢未途氏の辞職に伴う選挙。島根1区は竹下登元総理や青木幹雄元官房長官らを排出した指折りの保守王国。島根1区では1996年の小選挙区制導入以来、細田氏が議席を守り続けてきた。細田氏をめぐっては、裏金問題や旧統一教会との関係など、スキャンダルが相次いだが、最後まで詳しい説明をすることはなかった。野党・立憲民主党は勢いづいている。元衆院議員の亀井亜紀子氏は、島根を地盤とした亀井久興元衆院議員の長女で、知名度は高い。共産党、社民党のほか、国民民主党も支援し、野党候補の一本化が実現した。一方、自民党の新人・錦織功政氏は、財務省で中国財務局長などを務めた経歴がある。長年細田氏を支え、今回も錦織氏を自民党系会派の会長は、今回の選挙戦を「厳しい」とみている。錦織氏本人も同様に感じている。島根1区ではこの他に諸派で社会福祉法人理事長の佐々木信夫氏が立候補している。
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