音楽家・反田恭平は2021年、ショパン国際コンクールで2位に入賞、日本人として51年ぶりの快挙となった。反田は新たな飛躍の場に指揮を選んだ。反田は「指揮をしているピアニストがすごく好き」などとコメントした。オーストリア・ザルツブルクは作曲家のモーツァルトを生んだ町。毎年夏にザルツブルク音楽祭が行われ、世界各国の音楽家が集まり1か月にわたり演奏会を開催する。今回、ピアニストとしてだけでなく、指揮者としても抜てきされた。日本人指揮者としては小澤征爾さん以来。ザルツブルク・モーツァルティウム管弦楽団と共演する。反田は弾き振りを選んだ。反田は指揮者になることが子どもの頃からの夢だったという。ここ数年は独学で技術を高めていた。転機となったは去年5月、指揮者としてヨーロッパデビュー、公演は大成功。迎えた本番、「交響曲 第32番」、「ピアノ協奏曲 第26番“戴冠式”」を披露した。反田は「今後、ピアニストとしても指揮者としても成長をし続け、日本人、アジア人の自分たちの世代の頑張りを20年後、30年後に繋げたい」などと語った。
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