JAL516便は電気系統喪失のため脱出指示装置などが出せず、機長はエンジンを停止させ消火剤を放出する操作を行った。この操作で左のエンジンは停止したが右のエンジンは停止しなかった。右エンジンの電気系統が損傷していたと考えられる。停止しない右エンジンが炎を噴き上げ続けた。一番前の左右のドアからは炎が見えなかったため前方2つの脱出ドアを開けて脱出が始まった。降り口では先に降りた乗客が脱出のサポートを行った。後方客席は煙に包まれて数m先も全く見えない状況で、CAの声もエンジン音で聞こえなかった。最後部の左側のドアからは炎は確認できなかったが、機長の操作でエンジンが停止していることを知らない最後部のCAは一人の判断ではとても開けられなかった。
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