小学館がウェブ上で展開する「マンガワン」。きのう小学館は連載していた「常人仮面」の原作者が逮捕され有罪判決を受けていた過去を公表し、連載の中止を発表した。小学館の編集部は山本章一の性加害を把握しながら別のペンネーム「一路一」として新連載の原作者に起用していた。マンガを連載しながら高校でデッサンを教える教員をしていた山本氏。この高校に通う未成年の女子生徒に対して性的暴行を加えたとして逮捕され、2020年2月に罰金30万円の略式命令を受けた。その後行われた原作者と被害女性との和解協議に小学館の編集部員が関与していたことが分かった。編集部員は21年5月、原作者と被害女性が和解を協議していたLINEグループに加わり、原作者が示談金150万円を支払うことなどを提案していた。被害女性は納得せず、和解は成立しなかった。その後、被害女性は民事訴訟を起こす。その3カ月後に小学館は「堕天作戦」を打ち切った。小学館は事件について公表せずに連載を終了。2カ月後、ペンネームを変えて「常人仮面」の原作を担当。新連載の作画担当者に対して、小学館は事件を伝えていなかったという。共同通信によると、被害女性の担当弁護士は小学館の対応を強く非難している。マンガワンで連載する作家は抗議の声をあげ、配信停止を宣言した人も。小学館の広報部は「現在のところ会見の予定はない」としている。
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