千葉・市川市動植物園には連日大勢の人が詰めかけている。ぬいぐるみを持ち歩く子ザル・パンチが海外からも注目されている。生まれてすぐ母親から育児放棄され、飼育員が与えたオランウータンのぬいぐるみを母親代わりのようにして連れて歩く姿が話題となった。先週、ぬいぐるみは見当たらず、パンチは他のサルたちと馴染んでいるようだった。安永崇課長は、「順調に群れ入れは一歩一歩進んでいる」と話す。ぬいぐるみを持たなくてもパンチの人気は全く衰えていない。最近は外国人が特に増えている。片道2時間かけて毎週東京から訪れている市川香織さんは、来園のたびにパンチを撮影しSNSに投稿しているが、反響は予想以上だった。猿山に戻されたパンチが仲間に入れてもらおうと必死になる姿が多くの人の共感を誘い、応援したくなる気持ちを掻き立てた。上野動物園の2頭のパンダが中国に返還された後のパンダロスの寂しさを埋めてくれたという人もいた。最近は他のサルからいじめられているように見える動画が拡散され、心配のあまり園に問い合わせが殺到し対応に追われている。こうした躾はニホンザルの群れでは自然に起こることと説明している。市川市動植物園は寄付などをする場合、公式サイトで確認してほしいと呼びかけている。
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