YOSHIは13歳でファッションモデルとしてデビュー。2022年に『YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X』に参加した。YOSHIKIが一瞬で惚れ込んだ歌声とスター性を持つYOSHI。事務所を辞めたタイミングでオーディションのことを知って参加したという。YOSHIはオーディションに合格したバンドメンバーたちと研鑽を積む。YOSHIKIの求める楽曲に近づけたいが、楽器経験がなくうまく伝えられないYOSHI。当時を振り返り、KYOHEYは「一見、自分勝手で破天荒に見えるけど、すごく気をつかって実は一番自分が消耗しているタイプ。そこに気づいてからYOSHIに心を許せるようになった」と話した。
完成した曲を1週間後に披露するためYOSHIKIのいるロサンゼルスにやってきた4人は1週間の共同生活。デビューに向けて走り出した4人。路上ライブを行ったが、「完全に飲まれてしまった。真っ白になっちゃった」とYOSHIは話した。
自分たちで作った楽曲をYOSHIKIに披露する瞬間がやってきた。会場にはYOSHIKIと振付師の仲宗根梨乃、トラヴィス・ペイン、ボイストレーナーのロジャー・ラブが揃った。YOSHIは「世界を変えたい。みんなに希望を与えて、未来を変え続けたい。一人ひとりのアイデンティティーを大切にして伝えたい」と自己紹介。バンドメンバーたちと楽曲を披露したが、これがYOSHIの生前最後のパフォーマンスとなった。