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「async」 のテレビ露出情報

坂本龍一氏は有名作家を手掛けた編集者の父、帽子のデザイナーをしていた母を持ち、小学校時代から作曲を学んだ。中学2年でドビュッシーと出会い、衝撃を受けたという。東京藝術大学に進学し、在学中にフォークシンガーの録音に参加すると、様々なミュージシャンから演奏の依頼を受けた。1978年、「千のナイフ」でソロデビューを果たし、同年11月に細野晴臣氏、高橋幸宏氏とともにYMOとしてデビューした。コンピューターを取り入れたサウンドはテクノポップと呼ばれ、2ndアルバム「SOLID STATE SURVIVOR」は100万枚を超えるヒットを記録した。「BEHIND THE MASK」はマイケル・ジャクソン、エリック・クラプトンらにカヴァーされた。ソロとして「B-2 UNIT」も発表し、収録曲の「RIOT IN LAGOS」はYMOのライブでも演奏されている。1983年12月、YMOは散開する。84年、坂本氏はアルバムを発表したが、レコーディングはフランスで製作されたドキュメンタリーフィルムに記録されている。
79年、坂本氏はサーカスの「アメリカン・フィーリング」のアレンジを手掛け、レコード大賞の編曲賞に輝いた。82年、忌野清志郎氏と「い・け・な・いルージュマジック」で共演。94年、プロデューサーとしてダウンタウンともコラボしている。83年、大島渚監督の「戦場のメリークリスマス」に出演し、はじめて映画音楽を手掛けた。生前のインタビューで、坂本氏は「音楽をやらせてくれるなら、出てもいいです」と言ったところ、監督は二つ返事で承諾してくれたと語っている。87年、ベルナルド・ベルトルッチ監督の「ラストエンペラー」に出演し、坂本氏は音楽も手掛け、アカデミー賞の作曲賞に輝いた。80年代後半も精力的にソロ作品を発表し、全国ツアーも開催。90年代、ニューヨークに移住する。
ベルナルド・ベルトルッチ監督の「The Sheltering Sky」で坂本氏は音楽を担当し、92年のバルセロナオリンピックで開会式の音楽を手掛けた。90年代半ばからは毎年のようにアルバムを発表し、「Bibo no Aozora」は映画「バベル」に起用された。また、クラシックやピアノをフィーチャーした作品も多く生み出し、「energy flow」はミリオンヒット。99年、初のオペラ作品を上演。次の世紀への希望を託した作品となった。2000年代、「ZERO LANDMINE」では地雷ゼロを訴え、環境問題への関心も高かった。東日本大震災後、被災した子どもたちの心の復興の助けになればと、坂本氏はオーケストラを立ち上げ、代表・監督を務めた。また、音そのものにも惹かれていき、2009年のアルバム「out of noise」では様々な環境音が収録された。
2014年、坂本氏はがんを公表するも音楽を追求し続け、「async」では音楽における同期を大胆に排除した。2020年、再びがんに罹患し、闘病生活のなかで書き溜めた音のスケッチをまとめて作品したのがアルバム「12」。これが遺作となった。是枝裕和監督の最新作「怪物」で最後となる映画音楽を手掛けた。劇中では「aqua」が流れる。坂本氏は古代ギリシアに由来する言葉「芸術は長く、人生は短し」を好んで用いた。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年3月14日放送 3:05 - 4:05 フジテレビ
アートフルワールド( アートフルワールド)
坂本龍一トリビュート展は10組のアーティストが参加した物となっているが、坂本さんがダムタイプとコラボした「Playback 2022」という作品もある。レコードを展示したものとなっていて、ダムタイプは演劇や芸術など異なる領域の出身者によって結成されたアーティスト集団であるとともに、坂本さんも2022年から参加してきた。この作品は世界16カ国のアーティストに坂[…続きを読む]

2023年7月6日放送 22:00 - 22:45 NHK総合
NHK MUSIC SPECIAL(NHK MUSIC SPECIAL)
坂本龍一氏は有名作家を手掛けた編集者の父、帽子のデザイナーをしていた母を持ち、小学校時代から作曲を学んだ。中学2年でドビュッシーと出会い、衝撃を受けたという。東京藝術大学に進学し、在学中にフォークシンガーの録音に参加すると、様々なミュージシャンから演奏の依頼を受けた。1978年、「千のナイフ」でソロデビューを果たし、同年11月に細野晴臣氏、高橋幸宏氏とともに[…続きを読む]

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