バイデン大統領は15日、イスラエルとイスラム組織ハマスが停戦と人質解放に合意したと発表。仲介国のカタール・ムハンマド首相も会見し停戦は19日から発効する予定だと述べた。ロイター通信によると、人質の解放は段階的に行われ最初の6週間でガザ地区で拘束中の人質のうち33人が解放されるという。ただイスラエル政府は停戦交渉を巡り声明を発表し「枠組みのいくつかの項目はまだ決定されていない。今夜にも詳細が決定することを望んでいる」としている。欧米メディアは「いかなる停戦も脆弱なものになるだろう」と報じていて、今回の合意が恒久的な停戦に繋がるかは依然不透明。