今日、千葉県木更津市で竣工式を行ったのは韓国最大手の食品メーカー、CJ第一製糖の日本法人。ここで生産するのが韓国ギョーザの「マンドゥ」。CJ第一製糖が今回、100億円を投資してサッカー場の6個分という広さのギョーザ専門の工場を建設。今日から本格稼働した。韓国餃子はサイズが大きく、王道の肉&野菜の他にもキムチやプルコギなど豊富な味を揃えている。去年は都内にオリジナルブランドbibigoの専門店をオープンするなど日本での認知度を高めようとしている。様々なブランドの冷凍ギョーザが並ぶ中で多くの客が手に取るのがCJ第一製糖の冷凍ギョーザ。韓国国内でシェアのおよそ4割を占めている。CJ第一製糖の食品部門の24年の売上高はおよそ11兆3530億ウォン。日本円で1兆2000億ほどだが、その半分を海外が占めている。その中でも冷凍ギョーザでは韓国と北米市場でトップシェアを誇る。そのCJ第一製糖が次に狙うのが日本の市場。2017年に日本市場に本格参入しイトーヨーカ堂やイオンなど大手スーパーで販売を開始。そして今日発表したのが大手商社の伊藤忠商事との業務提携だ。CJ第一製糖は、伊藤忠との提携が日本市場での更なる規模拡大に繋がると見ていて今年は100億円と見込む日本の売り上げを来年には200億円にすると意気込んでいる。
