今週月曜時点のレギュラーガソリンの全国平均価格は、前週比マイナス1円50銭の1Lあたり180円50銭で、3週連続の値下がりとなった。政府が来月中に価格を1Lあたり175円程度まで抑制することを目指して、石油元売り会社に補助金を増やしていることが値下がりの主な要因だという。石油情報センターは「来週のガソリン価格も値下がりするだろう」と予想している。ただ運送業からは悲鳴があがっており、東京商工リサーチによると、今年1月からの8か月間に燃料費高騰などの物価高が原因で倒産した企業の数が69あり、去年1年の件数に並んだという。