牛丼チェーンを手がける吉野家ホールディングスが廃業を考える店の後継ぎを見つける支援を先月、始めた。東京・江東区にある「カフェモッコス」はことし1月にオープンした。人気メニューは野菜をふんだんに使ったスープカレー。店長・松本早苗さんは午後3時には店を閉める。ランチタイムの間だけ借りている別の店で閉店とともに本来のメニューや看板が姿を現す。松本さんが開業に利用したのは「シェアレストラン」という仕組み。家賃や光熱費5万円を支払い本来の飲食店の空き時間を間借りして営業している。そして午後6時、缶詰バーがオープンした。シェアレストランについてオーナーの藤田さんは、副収入を得られるため長時間労働をしなくてもいいことが、メリットだという。このサービスを手掛けているのは吉野家ホールディングス。はなまるうどんの店舗開発に携わってきた武重さんが主導。
住所: 東京都江東区