スタッフを置かない24時間無人運営のchocoZAPはどうやって快適さを維持しているのか。店内を観察しているとセルフメンテナンス会員という一般の利用者でありながらchocoZAPの認定を受けてマシンの不具合対応や修繕活動を担当する方がいた。さらにオフィスカジュアル姿でトレーニング中の女性はフレンドリー会員という一般の利用者だがchocoZAPの認定を受けて清掃や備品補充などを担っているという。chocoZAPではこうした役割の人をサポート会員と呼び、全会員が快適に利用できるように運営の一部を手伝ってもらっているとのこと。フレンドリー会員は月の活動により割引となり、セルフメンテナンス会員は活動難易度に応じてギフトカードがもらえるという。AI監視カメラが店内に平均10台設置されており、遠隔監視センターで24時間365日録画・監視して利用者の様子を見守っている。メンテナンス以外にも力を入れており、マシンも一から開発して作っていて故障発生率の低減をめざして現在第三世代まで進化しているという。利用者に「chocoZAPは快適ですか?」と聞いてみると清潔さや衛生面は気にならないなどということだった。また過疎地域では田んぼのど真ん中に「chocoZAP 木曽岬店」があるがこれは官民連携コンビニジムとしては全国初めての事例だという。無人でも快適な理由はDX化を進め会員同士が支え合う”省人化時代”であった。
住所: 三重県桑名郡木曽岬町大字和泉303-3木曽岬町さくら作業場