東港金属千葉工場を取材。各地から集まる産業廃棄物がここで新たな資源へと生まれ変わる。金属は種類ごとに分けられる。サーキュラーエコノミーとは、生産消費したものをリサイクルして資源を循環させる仕組みのこと。ミリ単位にまで砕いたのは、金、銀、銅が混ざり合った金属「ミックスメタル」。プラスチックは燃料として再利用することで廃棄物の削減につなげている。専門家はサーキュラーエコノミーの重要性を訴える。磯貝氏によると日本の電子機器のリサイクル率は22%。政府も今後、自治体と連携して資源回収と再利用の仕組みを整える方針。2025年度、「資源環境自治体フォーラム」を設立予定。また、資源を有効的に活用するために私たちの意識を変えることも大事だという。トライシクルリサイクルセンターでは、使わなくなった家具にもデザイナーが新たな価値を加えている。