TVでた蔵トップ>> キーワード

「kinocom」 のテレビ露出情報

今月10日「転勤妻サポートBOOK」という本が発売された。パートナーの転勤で先の見えない生活に苦しんだ女性たちが経験や思いを込めて出版した。本には引っ越しのたびにリセットされる人間関係といった転勤族の妻特有の体験談や憂うつになりやすい転勤後の時期に自分の心をケアする方法。それに自治体の補助制度の調べ方など転勤時に役立つ情報やアドバイスも書かれている。この本を作ったのは国内外の転勤族の妻たちで作るコミュニティー「kinocom」のメンバー。ふだんはオンラインで活動しているがこの日は実際に集まって日頃の悩みなどを話し合った。メンバーの1人、川崎市の久保麻奈美が最も悩んだのは自分自身のキャリアだった。結婚前は営業事務の仕事をしていた久保は夫の転勤で退職しその後も7年で3回、引っ越しを繰り返した。次の転勤がいつあるかも分からない中、仕事を探すこと自体が難しかった。そんな中で見つけたのが「kinocom」だった。kinocomにはオンラインでできる仕事を掛け持ちしている人、改めて自分のやりたいことを見直して資格を取る人、さまざまなケースを見ることで視野が広がった。久保は今、オンラインで企業の業務を請け負い人事部門でキャリアを積み重ねている。その後、久保は夫の転職で転勤妻を卒業したが、これまでの経験を今、困っている人たちに伝えようとほかのメンバーと協力して本を作ることにした。本には75人分の転勤妻の声が載せられている。必要な人に届けたいと久保たちは子育て支援施設などに本の寄贈を始めている。この日、訪れたのは川崎市の施設。代表も夫の転勤についていった経験があった。転勤族でも自分のやりたいことを諦めてほしくないと本を通じてエールを送っている。

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.