コロナワクチンの開発の立役者となった、カタリン・カリコ特任教授らにノーベル生理学・医学賞が贈られた。今回出演している、北村さんと交友が兄弟であり、彼女を気さくな人だなどと話している。今回表彰されたのはmRNAワクチンが従来なら異物認証として炎症がおこるものを、一部を変化させ、延焼をほぼなくし、抗体を作る動きを増幅させたというもので、このおかげで短時間かつ決定的に何百もの人の命を救ったなどと見られている。カリコさんはハンガリー生まれだが、研究を続ける中、資金面での問題に行き詰まり、娘と一緒に渡米したという。娘はその後北京・ロンドン五輪のボート競技で2大会連続での金メダルを獲得し、それになぞらえてか、カリコさんは「ボート競技は背を向ける分ゴールが見えない、研究も同じ、ゴールをイメージし懸命に進むのみ」などと話している。