厚生労働省は飲食店での「食べ残し」を衛生的に持ち帰るためのガイドライン案を公表した。持ち帰ることのできるメニューのポイントは中心部を75℃以上で十分加熱した食品。フライドチキン、ピラフ、持ち帰ることは焼き魚などは可能。したがってみそ汁、サラダなどは持ち帰ることは不可。今回「基本はその場で食べきる、持ち帰りは自己責任で」というガイドラインが発表された。厚労省の検討会で参考人を務めた日本女子大学・小林富雄教授によるとこれまで日本では多くの飲食店で導入に後ろ向きだったという。今回ガイドラインが作成され一定の基準が設けられ、安心材料のひとつになる。そんな中、すかいらーくグループでは「もったいないパック」という持ち帰り容器を提供。さらにその翌年から環境省では「mottECO」を提供。台湾では鍋料理も持ち帰り可能。さらにEU「持ち帰り容器コンテスト」まである。1位ルクセンブルク政府、2位デンマーク、3位スロベニア）の取り組み紹介。