米国のオープンAIは、より論理的な質問に答えられる生成AIの新たなモデル「o1（オーワン）」を発表した。これまでのモデルより複雑な論理的な質問に答えることができ、数学や物理、化学、プログラミングといった分野を得意としていて、さまざまな研究に役立てることができるとしている。「o1」は国際数学オリンピックの問題の正答率が83％と、従来モデルの「GPT−4o」の13％を大幅に上回ったという。「o1」は、ChatGPTの有料版プランで12日から順次利用できるようになる。