- 出演者
- 野上慎平 東山紀之 松木安太郎 松岡修造 古田敦也 下平さやか 野村修也 磯貝初奈 浅尾美和 濱田隼 鷲尾千尋
日本時間23日、インドの月面探査機「チャンドラヤーン3号」が月の南極付近の着陸に世界で初めて成功し、24日には探査機から探査車両が出発。インド宇宙研究機関は「インドが月に足跡を残した」と発表した。月の北極と南極には水が氷の状態で存在しているとみられ、探査車は14日間で月移住に欠かせない氷の存在を探すという。
将棋の藤井聡太七冠は徳島市での王位戦第5局で、挑戦者の佐々木大地七段の猛攻を巧みにかわし、95手で勝利した。藤井七冠は会見で、今度は挑戦者としての戦いになるのでぶつかっていく気持ちでやっていきたいと話した。31日から永瀬拓矢王座との五番勝負に臨み、前人未到の将棋界タイトル独占となる八冠制覇に挑戦する。
エンゼルス大谷選手、ケガのため残りの試合は登板せず、バッターとして出場することに。日本時間24日の木曜日、1日に試合行うダブルヘッダーの第1試合、右腕の疲労から2週間ぶりとなったマウンドで大谷は1回から2つの三振を奪う。そしてその裏の第一打席、メジャー単独トップに立つ44号2ランホームランを放つが、2回途中わずか26球で緊急降板することになった。検査の結果は右肘の靭帯損傷。今季の残りの試合は投手としては出場しないことが明らかとなった。それでも大谷選手は怪我を知った上でダブルヘッダーの2試合目に出場。指名打者としてフル出場し、2塁打を放った。打者に専念することになった大谷選手だが、昨日試合前の練習では笑顔も見られた。靭帯損傷発表後初の試合、相手の投手は今シーズンメジャー初挑戦で、お化けフォークを武器に10勝をあげている千賀滉大投手。初対戦の第1打席は四球。続く第2打席では痛烈な弾丸ライナーで二塁打。第3打席も四球で、初対戦は大谷に軍配が上がった。ネビン監督は手術の判断は大谷選手に委ねるとした上で、指名打者としての出場で右肘のケガが悪化することはないとの見解を示した。バッターとしてはホームラン44本とトップを独走し、打点打率でもトップ3に入る大谷選手。残り33試合、日本人初のホームラン王の行方に注目。野球解説者の古田さんは「靭帯がまるっきり切れたわけではないというので打つ分には問題ないかと。手術するかどうかはシーズン終わってから考えるだろう」と見解を述べた。投げるのはダメで打つのはOKというのはどうなのかという問いには「靭帯自体には神経が通ってないから痛くはない。動かした時に神経に当たって痛むということはあるが、打つ時に痛みが出ないということは全然ある」と解説した。
沖縄で開幕したFIBAバスケットボールワールドカップ2023で世界ランキング36位のアカツキジャパンの初戦の相手は世界ランキング11位のドイツ。怪我から復帰した渡邊雄太選手がシュートブロックを見せ、スリーポイントシュートを決めるなど攻守に渡る活躍を見せた。しかし、身長差で上回るドイツにゴール下を支配されて前半を31対53、22点差で折り返しを迎えた。それでも、第3Qで渡辺選手がジャンプシュートを決めチームを鼓舞し、会場も盛り上げる。さらに第4Qで馬場雄大選手から渡邊雄太選手へのアリウープが決まり、渡辺選手はチーム最多の20得点。後半のスコアでは日本がドイツを4点上回ったが、初戦は黒星スタートとなった。日本の次の相手は世界24位のフィンランド、今夜9時から放送。
ハンガリーで行われている陸上世界選手権の女子やり投げの決勝、世界ランキング1位の北口榛花選手は5投目を終えて3位。もぐもぐタイムでカステラを食べてエネルギーを補給し、4位で迎えた最終6投目で66m73cmを叩き出し大逆転。日本女子ではオリンピックを含めた世界大会のフィールド種目で初の金メダルを獲得し、パリオリンピック代表に内定した。北口選手はインタビューで「きょうだけは本当に世界で一番幸せです」などと喜びを伝えた。
中村雅俊さんが48年前に主演したドラマ「俺たちの旅」がDVDコレクションとなって蘇る。その記者会見でオープニングの3人肩車の撮影秘話が明かされた。田中健さんは「秋野さんが真ん中で一番怖かったんじゃないかな」などと語り、中村雅俊さん「とにかく必死でした」などと語った。また、中村さんは「俺たちの旅」のテーマを「生きることは切ない」とも語っていた。
「慶応高甲子園V 吉田見た素顔 独自取材で見えた強さのワケ」などラインナップを紹介した。
1988年ソウル五輪シンクロナイズドスイミング銅メダリスト・小谷実可子が30年ぶりの現役復帰を目指し世界マスターズ水泳選手権2023九州大会50歳以上の部に挑戦するため過酷な練習に挑んだ。小谷はASがもっと好きになったし誇りに思うようになったなどと話す。
小谷は一緒に練習しているチームの中で80歳でソロで出場する人がいる、応援しあう仲間がいること自分は仲間とか社会の中生かされているんだなって感じられるなどと話した。世界マスターズ水泳選手権2023九州大会に小谷さんはチーム50~60歳の部で出場し金メダルを獲得、ソロ・デュエットと3冠を達成した。
公明党によると中国側が日中関係の状況にかんがみ適切なタイミングではないとの判断が伝えられた。山口代表は習近平主席との会談を調整していて岸田総理からの親書を手渡す予定だった。中国は日本の原発処理水の放出に強く反発している。
スペインサッカー連盟のルビアレス会長は24日、優勝したスペイン女子代表選手の頭を引き寄せ唇にキスをしたことに批判の声が上がった。FIFAの規律委員会はルビアレス会長を90日間の暫定資格停止処分にした。
スコットランドのネス湖でネッシーの捜索が始まった。ボランティアが世界各地から参加し悪天候の中、ネス湖を観察した。今回の捜索では熱を感知するカメラをドローンで飛ばすなど最新技術を導入している。ネッシーは20世紀最大のミステリーとされ、ボランティアには日本人も参加する予定である。
富士山の麓で日本三奇祭の吉田の火祭りが行われた。吉田の火祭りは山梨県に伝わる伝統行事で噴火を鎮めるために開催されている。高さ3mの大たいまつに火が灯され約2kmにわたる1本の火の道ができた。例年より多い約110本が並んでいる。火まつりが終わると登山シーズンに終わりを告げ秋の装いへとなる。
昨日夜、六本木ヒルズアリーナには特設の櫓が組まれ、盆踊りにはドラえもんも登場し子どもたちがドラえもん音頭を踊るなど楽しんだ。きょうも開催され午後3時からはドラえもんのバルーンパレードも予定されている。
中国の輸入全面禁止を受け、政府はどんな対策を取っていく考えなのか。日本から中国への水産物輸出額は、約871億円と大きく、国と地域別に見ても中国が1位だとわかる。なかでも大きな割合を占めているのは帆立貝で、北海道産の輸出用の帆立は99%以上が中国へと輸出されている。中国への帆立の輸出量が多いのは、中国国内での消費に加え、人件費などの理由で中国国内でホタテの殻をむき、米国などに輸出している現状があるからだという。中国の輸入全面禁止に関して政府の見解は、野村哲郎農林水産大臣によれば「殻を剥くには加工施設が必要になってくる。更に殻を剥いたホタテを何処に輸出していくのかを政府一体で取り組んでいく」とし、中国ではなく日本国内での殻の加工を行い、輸出する方針を示した。これについて弁護士の野村修也氏は「日本が情報をしっかりと発信して、科学的には安全なんだということを伝えていくことが必要だが、中国では国民に対して情報が浸透しないという部分もあるので、風評被害が起こっていることを前提としてその方々を救っていくということが必要。Go to travelのような工夫を福島の漁業者の方々を救うために活用していくことが出来るんじゃないか。また政府が一括して買って無料フェスのようなものをやって、食べた人がSNSで世界中に食べられることをアピールしたら良いのでは」とコメントした。
107年ぶり2度目の優勝となった慶応高校。強さの神髄は何か。高校野球の新たな可能性や多様性を示せればいいと思ったと語る監督。髪形は自由。監督を「さん」付けで呼ぶ。古田さんが取材する。選手たちを誇らしく思うという監督。スライダーを狙うことを決めていた丸田選手。森林監督は、一人ひとりが考える余白を残しているという。余白とは選手の自主性だとのこと。投手の交代のタイミングも選手たちに話し合わせるという。盗塁は、監督のサインではなく選手自身の判断だったという。ミスが出ても勝てるチームを目指してきたという。スポーツライターの広尾氏は、選手たちは全力を出すためにリラックスすることを知っているとのこと。大谷翔平選手が見本になっていたとのこと。大舞台を楽しんでいたという。いい顔をして野球を続けていたら、いい顔のまま優勝できたと監督は言っている。
自主性を重んじる野球は少年野球にも見える。学童野球チームの横浜Jブルーウインズのチームコンセプトは、「自ら考え、自らの力で成長の一歩を踏み出そう」だ。岡崎くんは自分で練習を考えている。PLAYERS CENTERED GAMESでは、攻撃側選手が累審を担当、怒号罵声ヤジは禁止。選手は全員出場…などのルールがある。余白を生かした指導方針だという。代表は森林監督の本を読み、指導論を模索してきたという。
慶應高校の強さの真髄に迫る。まずは野球部の部訓を紹介。”日本一になろう 日本一になりたいと思わないものはなれない Enjoy Baseball スポーツは明るいもの楽しいもの”、”チーム全体の流れ ムードを考えてプレーせよ 1人1人がキャプテンだと思っているチームのみが勝つ 自分の評価は自分でしろ”。こうした部訓がある中、データ論に関してもかなり力を注いでいる。ベンチ外の3年生を中心にデータ班を結成し配給やコース、バッティングの傾向などデータ収集してグラフ化に。映像と共に選手に共有しているとのこと。浅尾さんは「データが結果に繋がっているので、目標にするチームが増えそう」とコメント。ここで自主性を尊重する名将の言葉を振り返る。WBC侍ジャパンの栗山英樹監督は「最後は勝ち切るなら選手を信じるしかなかった。日本のトッププレイヤーが来てくれたので信じて試合に臨めた」と発言。サッカーの森保一監督は「トップダウンで引っ張っていく形ではない。皆で頑張ろうという雰囲気を作っていきたい」と話している。
古田さんは「森林監督やキャプテンの大村くんに話を聞いた時、言葉の端々から”髪が長いから負けるんだ”や”エンジョイベースボールなんて言ってるから負けるんだ”と言われたことに対する反骨心を感じた。その負けてたまるかという気持ちの強さを持ってるからここまでやってきたと思うので、ただみんなで楽しくやろうという気持ちでやってるわけじゃないと感じた」とコメント。松木さんは「トップの選手になればなるほど言い訳できない。そういう意味で考えると、すごくトップクラスの考え方に近いチームが勝ったのが良かった」と話し、自分で考えることの大切さについて指摘した。