- 出演者
- 中居正広 笑福亭鶴瓶 杉原凜 小杉竜一(ブラックマヨネーズ) 吉田敬(ブラックマヨネーズ) 貫地谷しほり カンニング竹山 IKKO
2018年、岐阜県の養豚場で豚熱が発生した。日本では26年間発生したいなかった伝染病だ。2日後にはこの養豚場の全頭を殺処分した。しかし、今度は豚熱に感染した野生のイノシシが次々と発見された。翌2019年には他県にも広がった。豚熱は1頭でも感染が確認されると全頭を処分しなければならない。この豚熱には有効なワクチンがあり、それを接種すれば感染拡大を防げる。一方で、日本は今まで豚熱が発生していない清浄国として豚肉の輸出に関して国際競争で優位な立場を維持していた。ワクチン接種を行えば清浄国ではなくなり、海外への輸出量やブランド力に影響を及ぼしてしまう可能性があった。感染拡大防止が第一優先となり、ワクチンを接種し豚熱は小康状態にある。豚熱は観光客が海外から持ち込んだ食品に混じって入ってきた可能性あった。
羽田空港は世界で最も清潔な空港として8年連続1位を誇り、発着回数・利用者数含め日本最大の空港だ。羽田空港の手荷物受取所の横にある動植物検疫では伝染病を持ち込ませないために厳しく荷物をチェックしている。動植物検疫探知犬は持ち込んではいけない荷物などを嗅ぎ分ける。5日間にわたり羽田空港と関西国際空港の動植物検疫に密着した。
8月下旬、中国・上海からの便が到着した。さっそく探知犬が反応した荷物をチェックすると大量の食品が出てきた。肉や肉製品の持ち込みは原則禁止だ。友達にあげようと思って持ち込んだという。続いて、フィンランドから来たカップルの荷物から出てきたのは鹿のジャーキーだった。ジャーキーなどは国によっては検査証明書があれば持ち込める場合もあるが、証明書がないため処分となった。
続いて、インド人夫婦の荷物からは次々と生の野菜が出てきた。日本にいる娘に1年ぶりに会いに来て、手料理を作ってやろうと大量の食材を持ち込んだ。生の野菜やスパイスなどの植物は検査証明書がないため持ち込み禁止だった。
貫地谷は英語が怪しいので入国審査はニコニコして通るしかないと言った。小杉はロケでハワイに行くためにビザ取得のため大使館職員と英語で面接することになり、必要な英文が書かれた資料をもらったが、日本語で話されたという。
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日本に存在しない病気や害虫が日本に入り込むのを防ぐため、植物の多くが持ち込みが禁止されている。去年、静岡県ではアリモドキゾウムシを確認し、アサガオの栽培に制限がかかる事態になった。ネパール人の2人が持ち込んだ大量の豆はダメなものと大丈夫なものがあった。豆などの食部てゃ十分な加熱処理が認められれば持ち込みできる。一方、関西国際空港では中国人女性がフルーツとジャーキーを持ち込めないと言われ納得していない様子だった。そして、意外と多いのが機内食で、肉や生の野菜などを使っていると持ち込めない。持ち込めないものはすぐに焼却処分される。フィリピンから来た男性のスーツケースには中身を知らないという容器が入っていて、中身は魚だった。
フィリピンから来た男性のスーツケースから次々と魚が出てきた。魚料理は動物検疫の対象ではないので問題ないという。しかし、レモングラスやワサビノキは検査証明書はないためNGだった。フィリピンのおばさんに無理やり持たされたという。
IKKOは入国検査で毎回止められるという。10年間のパスポートでは写真と容姿が変わっていて、爪や容姿を見られているのを感じるという。吉田は後輩を旅行に連れて行く時に、後輩の旅行代を全て払うと後輩の態度が気になるので5000円もらうようにしたという。5000円を払ってもらうと今度は後輩に自我が芽生えるので、旅行中に一食おごってもらうことで折り合いついているという。
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空港の動物検疫所では特に豚肉を警戒している。豚熱以上に警戒されているのがアフリカ豚熱で、2018年に中国で確認されると瞬く間にアジア全土に広がり、現在東アジアで未発生なのは日本と台湾だけだ。アフリカ豚熱が現在、有効なワクチンがない。
カンニング竹山はテレビ番組の企画でハワイにかき氷店をやっていたが、1泊3日で様子を見に行ったら短いサイクルなので麻薬の運び屋と疑われたという。貫地谷は荷造りが好きすぎて夫の出張の荷造りも全部やらせてもらうという。
動植物検疫探知犬は訓練によって肉や植物を嗅ぎ分け、見つけたらおすわりをする。
探知犬は一度入っていた禁止物のにおいさえも探知する。探知犬が何かを発見し、中国人夫婦はフルーツを食べ残していたことで口論になっていた。
小杉はハワイのロケの帰りの飛行機で、一緒に行った磯山さやかに離れた席からもまるわかりだったと言われたという。吉田はロケで4回機内食「オムレツイガイアリマスカ?」と言ったらオムレツが来たという。
植物検疫カウンターにやってきたエクアドルの男性は大きな箱をいくつも持ってきた。
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植物検疫カウンターにやってきたエクアドルの男性は大きな箱をいくつも持ってきた。男性はフラワーアーティストで、西洋蘭の展示会に参加するため来日し、700株以上の苗を持ち込んでいた。これら全ての種類・数を確認した。確認には3時間もかかった。次に探知犬が反応したインドネシア人女性のスーツケースの中には牛の皮や鳥の腸を揚げたものなどがたくさん入っていた。バナナの葉で包んだもちは中身だけ持ち込むことにした。25年前から日本に住んでいて、インドネシアに帰った時にたくさん買い込んだという。関西国際空港では中国に一時帰国していた男性のスーツケースから計4キロの肉製品が出てきた。日本で買うと中国の5倍の価格だという。
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検疫所に持ち込まれた洗濯ネットの中身は生き物だった。
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