- 出演者
- 中居正広 笑福亭鶴瓶 杉原凜 磯山さやか 井戸田潤(スピードワゴン) 門脇麦 永瀬廉(King & Prince) 信子(ぱーてぃーちゃん)
2014年3月17日、午後11時15分、東北地方に住んでいる大平吉郎さんが亡くなった。吉郎さんは長年1人暮しで身内らしき人も居なかった。吉郎さんには20億円以上の遺産があった。この遺産を相続すると名乗り出たのは6人だが血縁ではない。最後を看取ったのは介護ヘルパーと近所に住む人のみ。同じ町内には8親等離れている遠い親戚がいた。吉郎さんが亡くなる10日前、親戚のもとに民生委員から体調が悪いと連絡があった。吉郎さんのもとを訪ねたが、会いたくないと会わせてもらえなかった。数日後、亡くなったことを新聞のお悔やみ欄で知りお通夜に行くと、見たこともない人が施主を取り仕切っていた。施主をしていたのは近所の不動産屋だった。
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葬儀から数日後、吉郎さんの家には不動産業者の家族がいた。不動産業者家族の3人も相続人として名のりをあげた。
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お金にまつわる失敗を聞かれ門脇麦は「しょっちゅうお財布をなくす。リュックサックが空いてて、携帯もよくなくす」などと話した。
孤独な資産家が亡くなり、20億円の遺産をめぐって遠い親戚、不動産業者家族が相続人として名乗りを上げた。不動産業者の夫が大平吉郎と付き合いが始まったのは1989年、庭にあった松かきっかけだった。時折会う仲になり、やがて相談なども受けるようになった。吉郎さんには不動産収入があった。450坪の自宅に加え、東北地方に33物件を所有していた。毎月約400万円が入り自宅で管理していた。その後、大平さんは多くの不動産を売却。その売却をこの不動産屋が担当し信頼を得た。そして家族ぐるみの付き合いが始まり、土地の権利書や実印を預かり通帳の管理や支払いの代行を任されるようになった。ある日、遺言書を作りたいと言われ、書面に残そうとした。早稲田大学への寄付、自宅の庭は庭園として一般公開など、遺言書の作成を進めていった。ある日、大平さんは転倒。このケガが悪化し一気に体調が悪化。不動産業者の妻と娘は泊まり込みで看病するようになった。そんなとき、親戚の女性たちがやってきた。親戚に会わないは大平さんの強い希望だった。主治医にも親戚はいない、面会も全部断れと言っていた。大平さんは10代のころ遺産相続のトラブルで親戚との付き合いを断っていた。その後、大平さんは亡くなった。そのため施主を務め葬儀を行うことになった。親戚は弁護士に相談。不動産業者が預かっているという遺言書は公的に認められない事がわかった。こうして、印鑑や通帳などを財産管理人に引き渡した。遺産は全部で20億2949万円であることがわかった。裁判所は相続人の資格がある人は名乗り出て下さいと募集をかけた。6ヶ月後、広告期間は終わったが名乗り出るものは誰も居なかった。
裁判所は相続人の資格がある人は名乗り出て下さいと募集をかけた。6ヶ月後、広告期間は終わったが名乗り出るものは誰も居なかった。次に遺産がもらえる権利があるのは、特別縁故者。血筋に関係なく成形を同じくしていた人や療養看護につとめた人。故人と親密な関係が事実認定されると遺産の分与が認められることがある。不動産業者や親戚も特別縁故者に名乗り出た。さらにここで特別縁故者に名乗り出たのが葬儀で受付を務めた男性だった。この男性は大平家の2軒となりに住んでいた。この男性の祖母は大平さんの母と同級生で親しくしていた。大平さんの姉が亡くなったときもこの男性が受付を務めた。その後も、ゴミ出しや食事の差し入れをしていた。こうして3組、計6人が特別縁故者に名乗りをあげた。
20億円の遺産を巡り、遠い親戚、不動産業者家族、近隣男性、3組、計6人が特別縁故者に名乗りをあげた。
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井戸田潤は「それぞれに正義がある」などと話した。遺産はどうする?と聞かれ磯山さやかは「ペットを預かってくれる人に70%」などと話した。
20億円の遺産を巡り、遠い親戚、不動産業者家族、近隣男性、3組、計6人が特別縁故者に名乗りをあげた。2018年1月15日、遺産20億円をめぐる審判がついにくだされた。
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2018年1月15日、遺産20億円をめぐる審判がついにくだされた。不動産業者家族は介護や財産管理は特別縁故関係があったと認められた。夫に2000万円。妻と娘に1000万円。計4000万円の分与を認めた。親戚は財産分与は認められなかった。大平さんはとくに近隣男性を信頼していたという介護ヘルパーからの証言で、近隣男性には1億円の分与を認めた。
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信子の家系図を辿っていくと一番上には徳川家康がいる。父のおばあちゃんまでは名字が徳川だった。小学生の頃のお年玉は50万円だったという。
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不動産屋の夫に2000万円。妻と娘に1000万円。計4000万円の分与を認めた。親戚は財産分与は認められなかった。大平さんはとくに近隣男性を信頼していたという介護ヘルパーからの証言で、近隣男性には1億円の分与を認めた。親戚は高等裁判所に抗告し相手の主張に対しての矛盾点を指摘した。2018年、8月29日、高等裁判所の下した決定は。
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莫大な遺産相続を巡る裁判で親戚の女性たち、不動産業者家族、近隣男性の主張はことごとく食い違った。そもそもこの争いは遺言書の無効になったのが大きな原因の1つだった。
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曽根恵子さんが遺言書の無効にならない場合の書き方などを説明。年月日が大事。一番新しい遺言書が有効になるので日にちが重要。次にフルネームの署名と印鑑。認印でもOK。動画は遺言書にならないが、遺言書を書いた証拠になる。紙の遺言書以外は認められない。「妻に財産を任せます」という言葉は相続できる言葉にならないので「妻に財産を相続させます」とハッキリ書かないと無効になる。一番良いのは公証役場で作るのがいい。相続税は、配偶者は財産の半分まであるいは1億6000万円までは無税。財産の先渡しになる贈与をするといい。贈与税がかからない範囲が1人年間110万円まで。
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高等裁判所の決定は、親戚の2人は関係が浅く分与は認められなかった。不動産業者家族は計4000万円だったが計200万円に減額。
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カズレーザーと学ぶ。の番組宣伝。
上田と女が吠える夜の番組宣伝。
厨房のありすの番組宣伝。
高等裁判所の決定は、親戚の2人は関係が浅く分与は認められなかった。不動産業者家族は計4000万円だったが計200万円に減額。遺産の殆どが国庫に入ることになった。判定から5年半、大平さん自宅は取り壊されマンションの建設が。庭は庭園として残して欲しいという願いも遺言書がないため叶えることができなかった。
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