- 出演者
- 佐々木明子 角谷暁子
オープニング映像が流れ、出演者があいさつ。
きょうのニュースラインナップを伝えた。「証券コードに英字導入」、「ストロング系が消える!?」など。
日経平均株価きょうの終値は3万6863円で1990年2月以来の高水準となった。株価を押し上げたのは精密機械などに関連するハイテク株。アメリカでダウ平均株価が過去最高値を更新した流れが影響した。ソフトバンクグループは1銘柄で日経平均を146円押し上げた。傘下の半導体設計「アーム」の決算が予想を上回ったことが好感された。一方、きょう発表された4-12月期決算は4587億円の最終赤字となった。日銀副総裁の発言を市場は金融緩和に積極的なハト派と受け止め、株価が大幅上昇した。
日経平均と対象的に下落している上海総合指数。ヤクルトは中国全土の従業員の2割を削減したことが分かった。中国でのヤクルトの販売本数は前年比約15%減少、ヤクルトは景気低迷の影響が大きいとしている。中国の1月の消費者物価指数は前年比-0.8%で4か月連続で減少。デフレ懸念は一段と深刻化した。
入山章栄氏は日本株好調の理由について、「日本買いの背景には円安・賃金安、世界で分断が進み半導体などの日本の魅力度が上がっていること、IoTによる製造業復活、コーポレートガバナンス改革の兆しがみられていること」を挙げた。
きょう東証グロース市場に上場したウェリタス イン シリコから証券コードにアルファベットが入り始めた。対象となるのは今年に入ってから上場の承認を得た企業で、まずは4桁目から始動する。上場廃止の証券コードは再利用されず、未使用の証券コード数に限りが見えてきたためアルファベットの採用に踏み切ったという。
空港の地上業務を担うグランドハンドリングの人材不足が問題となっている。コロナ前のおよそ2万6000人から2割近く減少。ANAエアポートサービスでは採用を強化し、コロナ前より200人増員。さらにグループ企業からおよそ60人を派遣してもらうなどして工面している。
関西空港ではマシンを使った改革が始まっている。本来はプッシュバック業務は6年目以上のスタッフが半年以上の訓練を経て担当しているが、リモコンを使って行うプッシュバックは訓練期間は実質2日間。3年目から担えるようになった。またベルトローダーを用いることで半分のスタッフで積み下し作業を行うことができる。
成田空港では航空業界への就職を希望する人向けの見学ツアーが実施された。合同企業説明会にはグランドハンドリングのほか、空港での受付業務を担う企業など30社を超える企業が参加し300人ほどが来場した。成田国際空港・片山室長は「空港の入口のところで人員不足を起こすと、日本全体のインバウンドにも非常に迷惑をかけることになる。空港での人材不足対策をしっかりとやっていきたい」と話す。
1月に初めて開かれたグランドハンドリングについての労使懇談会。航空連合はすべての職種で基本給 月額1万円以上の賃上げを求める方針。航空会社は今年度、委託費引き上げを実施し、さらなる適正化に向けて事業者と交渉を進めている。
エッジAI向けの次世代半導体の設計技術を国内で確立する動きが始動する。経産省はLSTCに対しておよそ280億円を支援する方針。LSTCはラピダスの研究開発を支えるためにつくられた組織で、理事長にはラピダスの東会長が就任。ラピダスは去年11月にカナダのテンストレントとも提携している。LSTCはあす開発に向けた戦略を発表する見通し。
アピタ長津田店の売り場で目立つのがアルコール度数3%から5%に商品。しかし8年前の取材では8%を超えるストロング系の商品が半分以上を占めていた。コロナ禍で消費者の健康意識が高まり、ストロング系の売り上げが減少した。アサヒビールはストロング系の缶酎ハイの新商品を今後は発売しない方針を決定。一方でサントリーは企業の新入社員向けに適正飲酒セミナーを開催。キリンはLINEを活用し飲酒量を記録できる法人向け支援サービスを展開している。
JTBはドジャースの韓国での開幕戦観戦ツアーの内容を発表。3泊4日 2試合観戦で72万8000円。2泊3日 1試合観戦は49万8000円。抽選販売で申し込みは2月14日から。
パシフィコ横浜できょうから始まった震災対策技術展。約150に企業・団体が参加し800以上の商品や技術などが展示される。長田製作所ではオフィスのフロアに設置する備蓄庫も手掛けており、先月の売り上げは前年比で約6倍に増えた。ガデリウス・インダストリーの止水板も水害の多さに比例して問い合わせが来ているという。
高松聡氏が国際宇宙ステーションに30日間滞在する契約を結んだと発表した。宇宙ステーションでは複数の8Kカメラで地球を撮影し48K相当の映像を楽しめるミュージアムを展開する計画で今後クラウドファンディングなどでプロジェクトの資金調達を進める。
第一生命HDはベネフィット・ワンに対し9日からTOBを開始すると発表した。価格は2173円で買収総額は2920億円になる見込み。これに対しベネフィット・ワンは株主に応募を推奨すると表明した。ベネフィット・ワンの買収をめぐってはエムスリーもTOBを実施しているが先程「条件変更は行わない」とのコメントを出した。