- 出演者
- 佐々木明子 田中瞳 原田亮介 藤井由依
オープニング映像と佐々木キャスターによるオープニングの挨拶。
フォーミュラE トーキョー ストリート サーキットでフォーミュラEの決勝レースが行われる。フォーミュラEで使用される車はF1のマシンに似ているが搭載されているのはエンジンではなく電池と電動モーターである。レース前には市販の電気自動車と同じくケーブルを繋いで充電をする。フォーミュラEは電気自動車のF1と呼ばれる大会で世界を転戦し全16戦で争われる。走行時に二酸化炭素を出さないEVのレースはEV技術を発展していく場でもある。日産自動車はフォーミュラEを通じてEVが主流となる今後の自動車社会に向けて技術を高めたい考えだと紹介。
既にEVの普及が進んでいるアメリカで行われた今年のニューヨーク国際自動車ショーで現代自動車・姉妹ブランドの起亜自動車が発表したものはいずれもEVではなくガソリン・ハイブリット車であった。去年は各社が競ってEV新モデルを発表していたが今年はガソリン車やハイブリッド車に注目が集まっている。関係者はEV市場は消費者は価格の高さや充電インフラに対する懸念などを背景にやや減速しており、バイデン政権も新車販売におけるEV割合目標を67％から35パーセントに引き下げている等としている。またEV大手上場メーカーのフィスカーは業績悪化で上場廃止の危機に扮している。今年の各企業はEVだけでなくガソリン・ハイブリット車とのバランスよくラインナップを充実させる軌道修正を強くにじませている。日産自動車もEVではなく新型のSUVを展示した。
藤井由依は日産自動車の車体には桜が描かれており、桜が咲く時期の東京開催や新型EVのSAKURAにちなんでこのデザインになった等と話した。
EV転換が先行していた欧米や欧州ではガソリン・ハイブリットへ戻りがおきており、ウクライナ危機で電気代が高騰してドイツやフランスではEV補助金を中止したことや、中国における過度な値引き競争によって欧米は安値輸出を警戒していることが背景とされている。トヨタはつなぎのハイブリットでどう利益を出すかに注力し、日産とホンダはEVはの共有を図っている。
トヨタやホンダなど、大手自動車メーカーと半導体関連企業などが結集した先端半導体の開発組織ASRAが、車載半導体の戦略を発表した。経済産業省は、ASRAに対する10億円の支援を正式に発表するなど自動運転時代を前に官民が連携して生き残りをかけたレースに挑む。ASRは、SoCと呼ばれる多機能で高性能な車載半導体を開発する。ASRAは14社が結集。2030年以降に量産を目指すという。経産省は、必要な支援を講じるとのこと。ASRAが設計した車載半導体をラピダスが受託生産するという。
南太平洋のパラオ。観光を主な産業としている。かつて日本が統治していた時代もある。パラオのカレブ・ウドゥイ・ジュニア財務相が、日本の企業を視察した。SMBC日興証券にやってきた。国債を視察するという。パラオは国債を発行したことがないという。日本の個人向け国債を視察するという。パラオの人口は1万8000。国民の預金はほとんど外資系銀行に預けられ、アメリカで運用されている。パラオ政府は、国民に個人向け国債を発行し資金を調達。住宅やインフラへの投資を計画。パラオ政府は、今年中に国債の発行を実現したい考えだ。日本からの直行チャーター便が、4年ぶりに復活。登場率は7割程度だ。需要を見据え、来月以降も運航するという。コロナ前は年間約4万人の日本人が訪問。
太平洋の島々は面積が小さいが大きな経済水域を持っていて、パラオは第2列島線という米中の攻防ラインの上にあるという。ここにはアジアとアメリカをつなぐ海底ケーブルが設置されていて通信の拠点でもある。近年中国の回遊調査船が海底の地形を調べていると言われ、潜水艦で列島線を抜ければアメリカの太平洋艦隊を牽制できるという。ハワイからニュージーランドに至る第3列島線付近では、キリバスやソロモン諸島に続き中国側に回ったという。いずれの国も中国の経済支援が決め手になっている。こうした中で日本は、アメリカやオーストラリアとともにこうした国を支援することを担うべきだという。中国ではソロモン諸島の治安維持に協力するといったやり方だが、日本は国債のようなソフト面のサポートをして欲しいなどとした。
日本人最多5回の宇宙飛行を行った宇宙飛行士の若田光一さんが、今月末でのJAXA退職を前に会見を開き、今後について語った。若田さんは、通算の宇宙滞在日数が504日余りと国内最長を記録しているほか、日本人で初めて国際宇宙ステーションの船長も務めた。今後は、民間セクターによる活動を通して、月・火星探査を見据えた形で有人宇宙活動を持続的に発展させていくことに寄与したいなどと語った。
リニア中央新幹線について、JR東海は目指してきた2027年の開業を断念する方針を明らかにした。静岡工区を巡っては、静岡県が環境への影響が懸念されるとして着工を認めず、工事契約締結から6年4カ月が経過した今も着工の見込みが立っていない。開業は2034年以降にずれ込む計算。
午後2時に靖国神社で、気象庁の職員がソメイヨシノの標本木を入念に確認し、東京の桜の開花を発表。開花基準を超える11輪が咲いていることを確認。平年より5日遅れの開花。その一方で、今週末注意が必要なのが黄砂。気象庁によると今日、福岡市や広島市で黄砂が確認された。明後日にかけて西日本から東日本の広い範囲に黄砂が飛来する予想。こうした中、企業は対応を強化している。カインズでは対策商品の特設コーナーを設置。さらに自社でカーテンも開発。花粉キャッチカーテンの販売数は、前年比1.6倍に増えているという。
FRBが金融政策の判断材料とするPCEが先程発表。2月は前年比2.5％の上昇で、事前の市場の予想通りだった。わずかながら伸びが加速し、インフレが根強く残っていることが示された形。背景には、賃上げの影響が受けやすいサービス価格の高止まり。モノの価格は低下が続いた一方、サービス価格は3.8％の上昇と引き続き高い伸びとなった。FRBが特に重視する食品・エネルギーを除いたコア指数は、1年前から2.8％の上昇で、伸び率は前月からわずかながら鈍化。インフレが根強いことを示すなかで、物価上昇率の木業を2％とするFRBとしては、利下げを始める時期について慎重に検討することになるという。
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為替相場を伝えた。なお復活祭前の金曜日は、グッド・フライデーでニューヨーク株式市場などは休場。
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個人消費支出物価指数が前年比で2.5％上昇した。原田さんは「月曜日に日銀の単価の発表があるので企業が値上げについてどういう意識を持ってるかわかりますから」などとコメントした。
佐々木キャスターと藤井キャスターが卒業する。藤井キャスターは「何かが終わったり始まったりする歴史的な瞬間にお伝えすることができて伝え手としても本当に勉強させていただきました」などとコメントした。佐々木キャスターは日経平均株価のフリップを指差し「過去最高値を更新しているところです。この瞬間を目撃できたのは私にとっても本当にキャスター冥利に尽きるものです」などと話した。
エンディング映像。
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