- 出演者
- 薬丸裕英 峰竜太 山田五郎 井ノ原快彦 片渕茜 ジュディ・オング 武井壮
オープニング映像。
江戸城の門を警護した服部半蔵。いつしかその門には服部半蔵の名前が付けられた。今回は話題の武将ゆかりの地「半蔵門」に出没する。
半蔵門の周辺は坂だらけ。「貝坂」は甲州街道の一里塚が置かれ「甲斐塚」と呼ばれていた。半蔵門の前には東京で一番美しいと称された「三宅坂」があり、皇居ランナーにとっても最高の坂道。
オフィス街でもある半蔵門の周辺。2001年に開店したキッチンジローは現在は店名を漢字に変え個人経営で頑張っている。2015年にオープンしたそばうさも連日大行列の人気店。「バジル冷そば」は女性にも大人気。
系列店は4店舗あるソラノイロ。「中華そば」は厳選素材のうま味が弾ける1杯。「ヴィーガンベジソバ」のスープは昆布とマッシュルームの出汁に野菜ピューレをプラス。麺はパプリカを練り込んでいる。
半蔵門界隈は住宅地として日本トップクラスの地価を誇る。明治35年創業のヘア・サロン・ネギシや、大正12年創業の東邦洗染を紹介。かつてはお屋敷に御用聞きをしていたという。明治中期創業の浜田青果店はお屋敷だけでなく宮内庁にも出入りしていたという。
半蔵門に50年住んでいたジュディ・オングは「ハイヒールはだめ、犬の散歩で健脚になった」などと当時を振り返る。武井壮は初めてテレビ・ラジオのレギュラーをもらったのが半蔵門の局だったことを明かした。
昭和6年創業の萬来軒。「ラーメン」は1杯500円で、店の名物「チャーハン」はメニューが豊富で「カレーチャーハン」や「カニチャーハン」、「五目チャーハン」などがある。
フランスが本店のル・グルニエ・ア・パンは麹町店が1号店。パリ・バゲットコンクールで2度優勝していて「ジャンボンブール」はイズニー社のバターを使用している。1992年創業のシェ・カザマ。初代の風間豊次さんは85歳で飾りパンの第一人者としても知られる。「パン・ド・リオレ」の中にはサンドイッチが敷き詰められている。
明治から昭和にかけて多くの文人が暮らした街。文化人のコミュニティーがこの街にあった。樋口一葉もこの地にゆかりがある。小説の師である半井桃水が住んでいたためこの場所に通っていた。
都内最高峰のハイコスパ店と話題の2021年にオープンした鮨 秀とら。12000円の「おまかせコース」では前菜が9品。酒のつまみや宮城産の中トロ、赤身などこだわりのタネの握りが27貫。来店したことがある片渕アナは「6時から10時までずっとお鮨を食べていた」と話した。
昭和22年創業の甘味おかめ。人気は金時豆を使った「蔵王あんみつ」。もう一つの名物は「おはぎアン」。注文を受けてからあんこを包む老舗の技が光る一品。
1996年オープンのイタリアンの名店・エリオ ロカンダ イタリアーナ。イタリア政府公認のレストランで世界の要人が訪れる。名物は自社チーズ工房で作っているチーズ。「ブッラータ エ プロッシュート」は中からあふれるフレッシュクリームが絶品。濃厚なチーズを味わえる「ニョッキクレーマ ディ フォルマッジョ」はやみつき必須。自社工房のサラミも絶品だという。
9位:米マイスター麹町。全国から厳選した約35種を販売。注文ごとに精米している。福士修三さんは5つ星お米マイスター。すし専用ブレンド米は、各寿司店の要望に合わせてオーダーブレンドしている。紀尾井町三谷別邸では、つや姫と雪若丸のブレンドを使っている。
8位:Tojo Photo Studio。初代東條卯作は皇族や政界人の肖像を撮影してきた。三島由紀夫の自決直前の肖像写真も残されている。三島が座った椅子は今も現役。
7位:洋菓子の名店。泉屋東京店は昭和2年に日本で初めてクッキーを販売。パティシエ・シマの島田進さんは日本の洋菓子界を牽引してきた。
6位:歴代総理の行きつけ。ごくうラーメン大千元は、菅直人元首相の行きつけ。プティフ・ア・ラ・カンパーニュは、細川護熙元首相や海部俊樹元首相の行きつけ。天重本店は田中角栄元首相の行きつけ。