- 出演者
- 南利幸 寺門亜衣子 井上二郎 西阪太志
オープニング映像。
中秋の名月の紹介。今年は満月と重なり各地で綺麗な月が見られ、仙台市では望遠鏡で観察するイベントが開催された。次に満月と一致するのは7年後の2030年だという。
来年4月からトラックドライバーの時間外労働の規制が強化される。物流業界では輸送量減少が懸念され、2024年問題と言われている。トラック輸送量は現在より30%以上減少するという試算も。長距離輸送を船舶や鉄道に振り返るモーダルシフトが課題。国土交通省は今後10年程度、船舶などの輸送量を2020年度の2倍に増やす目標を掲げる方針。
岸田首相は秋の臨時国会に新たな経済対策の裏付けとなる補正予算案を提出する意向を表明した。衆議院解散に踏み切る可能性は低いという見方が広がる一方で、大義があれば解散はありうるという指摘も依然として出ていて、解散をめぐる神経戦が続くとみられる。
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中国でゼロコロナ政策以降初となる大型連休「国慶節」が始まった。これにより日本への経済効果が見込まれるかとみられているが福島第一原発の影響で日本への団体旅行のキャンセルも一部で出ているという。日本の航空大手が運航する中国からの便はほぼ満席も定期便はコロナ禍前の4~5割程度にとどまっているという。
外国人観光客に期待の声がある一方、オーバーツーリズムが課題となっている。きのう、対策を検討する政府の会議が開かれ、特定エリアに入る際にガイド同伴を義務づけるなどの案が示された。政府は案をもとに検討を進め、来月にも具体策をとりまとめることにしている。
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- オーバーツーリズム
インボイス制度導入についての解説。インボイスとは所謂請求書やレシートのことで、請求書の場合事業者同士で取引する場合、登録番号や事業者名・税額などを記載することになるという。事業者は売上にかかる税額から商品を仕入れた際などにかかる税額を差し引いた額を「消費税」として納税する。インボイスはこうした事業者が納める納税額を計算する際に使用されるものである。例えば事業者が商品を売った際の売上が300万円になった場合、消費税は10%の30万円となるが、それまでに仕入れや経費などで10万円の消費税を払っていた場合は、その分を差し引いた20万円を納税しなくてはならない。しかし消費税は8%と10%が存在するため、政府はこの複雑な税額を正確に計算するために導入すると説明している。インボイスの発行には税務署への登録が必要で、年間売上1,000万円以下の事業者は消費税の納税を免除されているが、インボイス発行の際に税務署に登録すると消費税を納める必要がある。登録をしないという選択肢もあるが、その場合取引先の業者から税を差し引くことが出来ず負担が増えるため業者から登録を要請されることも想定されている。当番組は制度に戸惑う個人事業主や小規模事業者を取材した。
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所謂「1人親方」である個人事業主の男性は50年以上木造住宅の建設に携わってきた。この男性の去年の売上は約420万円で1000万円以下の売上のため、国からの消費税納付は免除されていた。今回制度に登録すると、経費などを差し引いた上で消費税を納めることになる。男性は「今までよりも生活水準を下げて生活しなければやっていけない」と話した。男性は発注元の工務店と20年以上取引きを行っていて、資材などの高騰などの理由に工賃の値上げを求めてきたが応じてもらえなかったという。平成24年の請求書では当時5%の消費税で日当18,000円。消費税の上昇が伴っても日当は変わらないため、制度に登録し消費税を納めることも考えたが日当の値上げが望めないことから登録を断念したという。人手不足で建設の仕事が多くある現在はすぐに発注が無くなることはないと考えているが、先行きの不安は拭えないという。
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不安の声は出版や演劇など他の業界でも発生している。制度開始を6日後に控えた今月25日にはフリーランスや小規模事業者などで構成されている団体は52万人分の署名を集め、制度の中止や延期を訴えた。不安を訴えるのは消費税を免税されてきた事業者だけではない。年間売上約5,800万円とマンションの内装などを手掛ける工務店の経営者は建設会社から請け負った仕事を1人親方8人に依頼してきた。8人は何れも免税事業者だが、全員が制度の登録をしないという。去年8人に払った金額は約4,450万円で、8人が登録しないまま仕事を請け負うことになると8人分の税が差し引くことが出来ず、負担が増えるという。経営を続けるために発注元の建設会社に値上げを掛け合っているものの「工賃を上げてくれるところはない」と話した。
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- 総理大臣官邸適格請求書等保存方式
多くの事業者から相談を受けてきた税理士は「税負担が嫌だったら免税のままでもいいと政府は言うが、実際は親会社との関係なので、親会社と工務店が困る。その場合免税のままでもいいと親会社が言えるのかが問題である」とインボイス制度に反対しているという。制度導入前に鈴木財務相は「インボイスは複数税率における適正な課税を行うために必要な制度で、多くの国で採用されている。中小・小規模事業者に対しては丁寧に対応していく」と話した。対策として新たに登録した事業者は売上が700万円だった場合、消費税70万円の内2割の14万円を払えば良いという軽減策を政府は考えており、3年実施を予定しているという。また個人事業主は制度開始から3年間は納税額から80%、その先の3年間は50%納税額差引く事ができるという。この制度の導入でどのような影響が出てくるのか今後も注視する必要がある。インボイス制度については明日もお伝えするという。
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- 適格請求書等保存方式鈴木俊一
ラグビーワールドカップでは4回目の優勝を狙うニュージーランドがイタリアを圧倒した。ここまで1勝1敗のニュージーランドはこの試合で負けた場合史上初の1次リーグ敗退となる。しかし序盤からその不安を一蹴した。ニュージーランドは前半だけで7つのトライを奪い大きくリードした。その勢いは後半になっても止まることなくジョーダンが決めた。終始攻め続けたニュージーランドは後半でも7つのトライを奪うなどイタリアを圧倒し決勝トーナメント2位に浮上した。
悲願の初優勝を狙うヴィッセル。優勝の行方を狙う大一番で主導権を握った。前半20分、大迫が競って武藤がシュートを放つもVARでマリノスにファールの判定が出る。PKを蹴るのは大迫で先制点を獲得し得点ランキングトップの20点目をあげた。更に前半終了間際にはコーナーキックから武藤が頭から押し込んだゴールで2点目に。後半はマリノスの反撃にあうも集中した守りで凌いだ。直接対決で勝利したヴィッセルが勝ち点差を4に広げ、初優勝へ1歩前進した。武藤選手は「とりたい気持ちは全員が強く思ってる。すべて出し切っていい景色が見られたらいい」と話した。今季のサッカーJ1は残り5試合となるため期待が高まっている。
全国の気象情報を伝えた。
為替と株の値動きを伝えた。