- 出演者
- 南利幸 寺門亜衣子 井上二郎 西阪太志
オープニング映像と挨拶。
石川県穴水町の穴水総合病院の調理場から中継。被災地を支える人を支援しようと今月13日から医療従事者に向けた炊き出しが始まった。院長の島中さんは「体が喜ぶくらい美味しいです、元気をもらえます」と話した。日本で暮らす台湾の人達が作る団体が炊き出しをしていて、本場の味を再現しようと台湾から食材などを取り寄せているという。今日のメニューは台湾風白菜煮込み。調理担当のリンさんは「寒い中で温かいご飯を食べて栄養つけて元気いっぱいで早く普段の生活に戻れるように頑張りたい」などと話している。
震度7を観測した石川県志賀町では昨日から県のボランティア派遣が始まった。ボランティアに参加した川北町の石出さんはおととし8月、勤務していた小松市で河川が氾濫した際に各地からボランティアが駆けつけてくれたことをよく覚えているという。今回は自分が支援する側に回りたいと参加したということ。石川県によって派遣されたボランティアは七尾市などで活動にあたるが宿泊施設の不足などから当面は金沢市内とバスで往復するということ。
輪島市ではパンの店が営業を再開した。 避難生活をしている人などが利用している。店主の古川さんは「できるだけいつもどおりの生活をしてもらいたいと思って頑張っている」などと話した。
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- 令和6年能登半島地震輪島市(石川)
ほぼ全域で断水が続いている珠洲市に岡山県倉敷市が提供したトイレトレーラーが提供された。平成30年の西日本豪雨をきっかけに導入されたもので、水洗トイレが4つ設置されている。
北陸地方の気象情報を伝えた。
タイ・バンコクで、中国の王毅外相とアメリカのサリバン大統領補佐官が会談した。ことし春にも、バイデン大統領と習近平主席の電話会談が行われる予定。
全豪オープンテニス車いすの部男子シングルスで、小田凱人選手が初優勝した。
女子サッカー皇后杯決勝でINAC神戸と浦和レッズが対戦し、PK戦で神戸が勝利し、7回目の優勝を果たした。
「AED」は心臓が止まった人に電気ショックを与え、心臓の動きを元に戻す医療機器。2004年7月から一般人にも使用が認められ、全国に60万台以上が設置されている。2005年~2022年末までにAEDで救命された人は7656人。愛知・小牧市に住む小野操さんはAEDによって助かったという。救命処置にあたった池田尚雅さんは講習を受けていたので、AEDの重要性は分かっていたと話した。日本AED財団・三田村秀雄理事長は心停止では10分たったらほとんど助からない、いかに早くAEDを使うかがカギになってくると話した。
きょうのテーマは「高校生が考える『人生100年』」。
横浜・戸塚区にある私立の中高一貫校の高等部では「人生100年」について想像する授業が行われていた。この授業はある本の内容に基づいて行われており、著者はロンドン・ビジネス・スクールのリンダ・グラットン教授。「ライフシフト 100年時代の人生戦略」は8年前に人生100年時代の到来とその生き方を提唱し、世界的なベストセラーとなった。そして去年、高校生に向けた「16歳からのライフシフト」が出版された。リンダ・グラットンは16歳の高校生で学び始めることが大事、親世代とは違う生き方をしなければならないと話した。今の若者たちは、それまでの世代ほど年金が貰えず、寿命が延びる分の蓄えも難しい状態だという。祖父母・両親のように60代で定年し、引退となるような生き方ができず、長く働くこととなる。それを聞いた高校生からは将来に対する不安の声があがった。
人生100年の提唱者が語る高校生が大切にしたいコトについて。リンダさんが言う3つの無形資産とは学び続ける事や心身ともに健康であり変化に向き合う事で無形資産の重要性を高校生に早く伝えたいという。3つの無形資産は全て時間に関わっており新しい事を学ぶには時間が必要だった。無形資産を築く事は自分の時間をどう使うかで人生をどう生きるか自分にとって何が大切かを若いうちから考える習慣を身に付ける事で無形資産を築く事が出来る。生成AIが仕事や考え方を変えているため高校生が今問われているのは「人間性をどう育てるか」「人間とは何か」「機会とは何が違うか」を自分に問わないと行けない事だった。人間はみんな感情を持ちお互いを理解する事が出来て創造的でもあり何がベストか判断する事も出来るがコレは機会には出来ない事だという。今後80年の間に予想外の出来事が起こり生成AIを予測しなかったように飛躍的な発展は出てくるという。リンダさんは未来にはワクワクする事がたくさんあり今の若い人にはそう考えて欲しいなどと語っている。無形資産を学んだ生徒は「有形資産だけでも無形資産だけでの幸せになるのは難しい、2つは密接に関係している」など思いを語っている。
全国の天気予報を伝えた。