石油輸出国機構の加盟国とロシアなどの産油国のOPECプラスは4日に閣僚級会合を開催し、原油の協調原産と日量166万バレルの自主原産の枠組みを来年末まで延長することを決定した。サウジアラビアは、7月に、自主的に日量100万バレルの追加減産を実施する。原油価格は、4月に大きく値上がりしたが、その後、世界的な景気減速の懸念から、1割以上安くなっている。今回、生産量をめぐって、各国の思惑に隔たりが生じ、事前協議が難航したという。
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