富山のご当地ラーメンを召し上がれ!

2026年7月14日放送 11:35 - 11:50 NHK総合
RAMEN JAPAN (RAMEN JAPAN)

富山のご当地ラーメンを紹介。黒いスープを最初に出したといわれる1947年創業のお店へ。客の多くはラーメンとともにライスを食べており、店内の張り紙には「濃い味付けでチャーシューのたっぷり入った、よく噛んで食べるおかずの中華そばを考え出した」とある。ラーメンとごはんがセットの富山のご当地ラーメンを語るには歴史を振り返る必要がある。第二次世界大戦。1945年8月、アメリカ軍は富山市の中心地に焼夷弾を投下し、街は焦土と化した。戦後建物や道路を再興するため労働者たちが集まった。腹をすかせた労働者たちが求めたのはおかず。そのひとつとしてラーメンが選ばれた。ラーメンとごはんを一緒に食べるスタイルは街の復興を後押しするエネルギー源だった。
次の店は60年以上続くお店。こちらのお店も黒いスープ。三代目が創業者である祖父から聞いたところによると、濃いラーメンを作っていたら結果黒くなったという。肉体労働のあと塩分の高いものを食べたいという声があり、店と客の相互が求めあって生まれたラーメンだと語る。黒さの秘密はしょうゆダレ。こちらのお店ではごはんの持ち込みが可能。
富山のご当地ラーメンが脚光を浴びた出来事について、富山ブラック伝承会会長の栗原さんが語る。今から20年近く前、東京からテレビ局が取材に来たリポーターが「これはまさに富山ブラックですね」とコメントしたという。これにより富山のご当地ラーメンに「富山ブラック」という名前が生まれ、以来富山の町中には富山ブラックの名があちこちに掲げられるようになったという。栗原さんは「名前によってインパクトが強くなり、富山にひとつの名物が生まれた」と語る。栗原さん自身も富山ブラックのお店を出しており、創業は1992年。2009年に東京ラーメンショーに参加し富山ブラックを全国に知らしめた。富山ブラックは今や立派な観光資源となっている。2024年の能登半島地震では現地に駆けつけ、被災した人たちにラーメンを届けた。


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