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トランプ大統領により関税措置が強化される中、G20がワシントンで開幕し、世界経済を巡り協議が始まった。一方、日米の財務大臣会談を前に、アメリカのベッセント財務長官は為替相場の目標などを協議することはないとの見通しを示した。日本からは加藤財務大臣や植田総裁が出席し、アメリカの政策に対しどのような意見が出るかや経済の冷え込みを防ぐ対応で足並みが揃うのかが焦点。貿易赤字の解消を掲げるトランプ政権がドル高を問題視する姿勢を見せる中、日本時間のあす未明に加藤財務大臣がアメリカのベッセント財務長官との会談に臨む。ロイター通信などによると、ベッセント財務長官が特定の通貨目標はないと述べ、為替相場の目標などを協議することはないとの見通しを示した。外国為替市場の円相場では円売りが強まり、一時1ドル143円台前半まで円安が進んだ。