報道ステーション (スポーツニュース)
日本人ゴールキーパーとして初めてイタリアセリエAに挑戦しているパルマの鈴木彩艶は、ガーナ人の父親と日本人の母親を持つ。埼玉県育ちで浦和レッズの下部組織に所属していた。サッカーW杯アジア最終予選では日本代表の守護神として活躍している。去年のAFCアジアカップではスタメンに大抜擢されたが、5試合で8失点。ベスト8敗退となり非難の声は彩艶選手に集まった。半年後、イタリアに移籍し開幕戦からスタメンに定着した。パルマでは中田英寿が10番をつけて活躍していた。鈴木は壁の反射を利用して予測不能なタイミングで練習し、セーブ力を磨いていた。言葉の壁もなくすため今でも週に3回ずつ英語とイタリア語のレッスンを行っている。先月パルマサポーターが選ぶ月間MVPに選出された。鈴木選手は自分の目標は世界一と語った。