クローズアップ現代 世界一連覇へ 大谷翔平 “ラストチャンス”の二刀流
おとといのプレシーズンマッチは満員の球場となった。メジャーリーグが2年連続でアジアで開幕戦を行う背景にはリーグが抱える背景がある。北米スポーツ人気ランキングで野球は1位のアメリカンフットボールに大きく差をつけられ2位。2000年代以降、広がった差を縮められずにいる。そこで注目したのが大谷の活躍で増加するアジアのファン層。去年のワールドシリーズではアジアからの視聴者数が北米と並んだ。野球人気の高に日本、MLBコミッショナーも市場拡大の切り札として期待している。開幕戦のスポンサーは22社、それによる収入は去年の2.4倍に増えた。メジャーリーグは日本企業との公式スポンサー契約を積極的に結んでいる。日本各地で開催している子ども向けの野球教室にはトップ選手を派遣し、さらなるすそ野を広げようとしている。