- 出演者
- 糸井羊司 副島萌生 晴山紋音
オープニング映像とオープニングの挨拶。
石破総理大臣が今月会食した自民党の衆議院議員の事務所に商品券を配っていた問題。きょうの参議院予算委員会で、石破総理大臣は、政治活動には当たらず、法的な問題はないとの認識を示す一方、国民感覚とのかい離などがあったとして、重ねて陳謝した。この問題を巡っては、きのう石破総理大臣と同じ自民党の鳥取県連に所属する舞立昇治参議院議員が、県連の会合で「歴代の総理が慣例として普通にやっていた」と述べていた。これについて舞立議員はきょう、コメントを発表。“事実誤認、推測に基づく発言だ”として、撤回した。野党からは、政治倫理審査会での弁明を求める声も。
参議院予算委員会では、防災対策、最低賃金、政治改革についても論戦が交わされた。自民党・長峯誠氏は「南海トラフ地震臨時情報、巨大地震警戒になると病院は1週間、入院患者をどこかに移さなければいけない。本当にそんなことができるのか、実現可能性を考慮し(ルールの)見直しを」、石破首相は「事例集作成、共有、ガイドライン改定など行う。きめ細かく支援していきたい」と述べた。立憲民主党・横澤高徳氏は「大船渡の大規模林野火災。1日も早い復旧に向けて激甚災害指定。総力あげたスピード感ある対応お願いしたい」、石破首相は「東日本大震災の大津波で被災した人が今回も被災している。適切かつ迅速に対応していきたい」と述べた。公明党・新妻秀規氏が「人工衛星から撮影した被災状況の画像をさらに活用してほしい。防災庁の司令塔機能を強化し、防災庁にその役割を担わせるべき」と述べ、石破首相は「人工衛星など宇宙技術の活用も防災庁の機能を生かすよう検討を重ねる」と述べた。れいわ新選組・山本代表は「避難計画は原発政策の最低限の前提条件。自衛隊がもしも出るときどこの住人をどう避難させるのか、段取りも決まっていない。実効性のない避難計画のままだ。もう一度やり直す必要がある」、石破首相は「(自衛隊法の)原子力災害派遣を用いることになる。実効性はあるのかきちんと検証する」と述べた。国民民主党・田村麻美氏は「最低賃金全国一律の目安を設け、全国平均1500円を目指してはどうか」、石破首相は「賃金を高くしないと人が来ないことは正面から受け止めねばならない」と述べた。日本維新の会・高木かおり氏が「企業団体献金、全く禁止しないのか。せめて制限を設ける考えはないのか」、石破総理が「いかに透明性を確保し、国民の判断に委ねるかに力点を置いている」と述べた。
新年度予算案の審議はどうなるのか。自民党の幹部らは、高額療養費制度の見直しに伴って参議院で再び修正し、年度内の成立を図る方針を確認した。また、自民党と立憲民主党の参議院国会対策委員長が会談。立憲民主党は今回の問題などを踏まえ、予算案の年度内成立にこだわるのではなく十分議論を尽くすよう求めた。
首都ワシントンに向かう大統領専用機の機内で「火曜日になにか発表するかもしれない。プーチン大統領と火曜日に話す」発言したトランプ大統領。アメリカは“30日間の停戦”を提案し、ウクライナがこれを“受け入れる用意がある”としている一方、ロシアは受け入れる姿勢を示していない。プーチン大統領からどのような譲歩を引き出すのか、記者から問われるとトランプ大統領は“領土について話すだろう。多くが戦争前と比べ大きく変わっている」と述べた。
一方のウクライナ。越境攻撃によって掌握したロシア西部クルスク州の地域をロシアとの交渉材料にしたい考えだが、ロシア側は先週、そのほとんどを奪還したと発表している。そして16日には、ウクライナ軍が最新の戦況を公開。拠点としてきた都市スジャから撤退したことが分かる。先のロシア側の主張を認めた形で、今後も撤退が続くと交渉に影響が出ると指摘されている。
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あす、東京で大リーグが開幕する。6年ぶりとなる日本でのシーズン開幕を前に、選手たちは最後の調整。大谷選手は姿を見せなかったが、2戦目に先発するドジャースの佐々木朗希投手やカブスの鈴木誠也選手が体を動かしていた。大リーグで初めて両チームの開幕投手を日本選手が務める。ワールドチャンピオンとなり、母国凱旋を果たした大谷翔平選手。昨夜は、山本投手と佐々木投手とともに食事会を主催。マグロの解体ショーが披露されたほか、フリーマン選手は、ウニのすしに挑戦。開幕を前に、チームの結束はさらに強まったよう。さらに、野球界の偉大な先輩、巨人の長嶋茂雄終身名誉監督と交流を深めた。今永昇太投手は歴史的な試合になると思うなどとコメント。、山本由伸投手は自分の持っている以上の力を出したいなどとコメント。
都内の特別支援学校できょう、大リーグなどが開いた交流イベント。カブスなどでプレーした川崎宗則さんや、ことし1月にイチローさんとともにアメリカ野球殿堂入りを果たしたヤンキースの元エース・CCサバシアさんなど往年のスター16人が参加した。スターたちの直接指導。去年、特別支援学校として初めて全国高校野球の地方大会に単独チームとして出場した青島特別支援学校の野球部の選手たちは「夢みたいな感じ」とコメント。
スターの中のスター・大谷翔平選手。小中高生を対象とした調査の憧れの人の項目で、堂々のトップに。さらに小学生の男子がなりたい職業ランキングにも変化が。ネット調査を開始以来、初めて野球選手がサッカー選手を逆転した。野球人気が高まる日本。近年、アメリカ大陸以外で試合を開催するなど国際化に取り組む大リーグ。あすから始まる開幕シリーズ。大リーグ機構・マンフレッドコミッショナーは「交流や試合は野球を発展させる、東京シリーズのは国際的な成長の継続に貢献してくれるだろう」などとコメントした。大谷選手は会見で「大リーグの醍醐味、パワーやスピードなどを純粋に楽しんでもらえたら」などと語った。
全国のスーパーでのコメの平均価格は、9日までの1週間で5キロ当たり税込みで4077円で、10週連続の値上がりとなった。政府の備蓄米の放出が発表されたあともコメの価格の上昇は続いていて、去年の同じ時期のほぼ2倍に値上がりした。4000円を超えるのは、データがある2022年3月以降では今回が初めて。
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死刑を執行することをその当日に本人に告知する現在の運用を巡って、2人の死刑囚が憲法に違反すると訴えた裁判。2審の大阪高等裁判所は、訴えを不適法だとして退けた1審の判決を取り消して、大阪地方裁判所で審理をやり直すよう命じた。判決で、黒野功久裁判長は“当日に告知される死刑の執行を受け入れる義務があるかどうか、裁判で判断することは適切で、さらに審理を尽くす必要がある”としている。
日本郵便によると去年5月、横浜市にある戸塚郵便局で、業務を終えた配達員からアルコールが検出されたという。アルコールのにおいに気付いた担当者が検知器で検査し、めいていした状態で業務を行っていたことが発覚したという。この郵便局では法令で定められた飲酒の有無を確認する点呼を行っておらず、日本郵便は全国で実態を調査し“再発防止に努めたい”としている。
台湾の頼清徳総統は、中国のスパイ活動への対応を強化する方針を示している。これについて、台湾に駐在するアメリカの事実上の大使はトランプ政権として支持する考えを示した。中国が台湾周辺での軍事的な行動を常態化させるなど、頼総統への圧力を強める中、アメリカとしては、引き続き支援していく姿勢を明確にした形。
あす開幕するセンバツ高校野球の開会式のリハーサルが行われた。リハーサルでは連覇を目指す健大高崎を先頭に選手たちが入場行進の流れを確認した。また選手宣誓を務める市和歌山の川邉謙信主将も手順を確認した。大会はあすから13日間の日程で行われる。
全国の気象情報が伝えられた。
ロシア大統領府の報道官がプーチン大統領が18日にトランプ大統領と電話会談する予定だと明らかにした。