“首都直下”帰宅困難840万人/“帰宅困難者”がとるべき行動は/「首都直下型」今やるべき備えは/「首都直下地震」で何が起きる!?/首都直下地震 死者最大1.8万人/“首都直下”最大の死因は「火災」

2025年12月23日放送 12:52 - 13:09 TBS
ひるおび (ニュース)

帰宅困難者が一時滞在出来る施設が幾つか設定されており、国立競技場や東京国際フォーラムなど。民間施設では歌舞伎座、六本木ヒルズ森タワー、東急歌舞伎町タワーなど。東京都内には今年7月時点で1302か所(約50万人分)ある。1都4県で約840万人の帰宅困難者が出るとみられ、うち東京都は約480万人。一時滞在施設を利用することになるであろう帰宅困難者は約85万人に上るとされている。JR渋谷駅直結の渋谷ヒカリエ。地上34階・地下4階建ての高層複合施設。普段は展望台や待ち合わせなどに使われているスペースが地震発生時は施設内にいる人を対象とした一時滞在施設となる。備蓄庫には2500人の3日分の水と食料の他にも毛布やマットなどの物資も。様々な被害を想定し、いつか来るかもしない大地震に備えている。山村氏は「一時滞在施設は繁華街など人が集中する場所で特に重要性が高まる」と指摘。一時滞在施設は東京都防災マップHPで確認可能。一時滞在施設1302か所あるものの、山村氏は「発災時には一時滞在施設自体も損壊し、収容能力が無くなる恐れもある。木密地域から離れた場所や人が集まる場所を中心により拡充が必要」と指摘。街で大地震への備えを聞くと「収納場所がなくちょっと後回しにしてる感じ」「非常用袋に食料品や電池とかちゃんと取り揃えている」との声が。水や食料品の備蓄は目安として最低3日間程度。ひるおびLINEアンケートでは“3日間の備蓄”に関し、備蓄している51%、備蓄していない49%との結果に。私たちがやるべき大地震への備えを自宅・職場・旅行先で山村氏に聞いた。自宅避難における家庭での備蓄は極力1週間分必要。水の備蓄は一人当たり1日3Lが目安。1週間分だと一人当たり21L。備蓄と合わせてやるべくことは寝床近くにスリッパを置いておく。さらに枕元に“防災ボックス”を置き、スマホ・バッテリー・懐中電灯・財布・鍵を入れておく。習慣付けて普段の生活の中にさりげなく地震対策をしていく。職場では職場にある防災備蓄品に加え、個人でできることは個人で備えた方が良いと。さらに徒歩での帰宅に備えてスニーカーを置いておく。旅行先では観光地や宿泊地周辺の避難所とそこへの経路を確認。さらに防災ポーチをカバンの中に入れ、中にはLEDライトや予備の薬なども入れておくと良いとのこと。


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