news zero (スポーツニュース)
おととい、過去14戦13敗の難敵であったウェールズに劇的な逆転勝利を飾ったラグビー日本代表。2027年にはW杯ベスト4入りを目指し、予選敗退に終わった前回大会から代表チームを再構築した。平均年齢はおよそ3歳若返り、ウェールズ戦でも6人が代表デビューとなった。その中には新たな得点源と期待される選手もいた。代表初招集の25歳である石田吉平である。今シーズンは衝撃プレーを見せており、身長167cmと小柄ながらキレッキレのステップで突破していきこのプレーは忍者のようにキレキレなことからついた異名は「ニンニンステップ」となった。今シーズンリーグワンデビューを果たすと「ニンニンステップ」を武器にいきなり11トライの活躍を見せた。取材を進めると「ニンニンステップ」の2つの秘密があった。1つ目は「小学生から続けるトレーニング」でそれは「縄跳び」であった。縄跳びで成長した部位はふくらはぎで実際に測ってみるとその太さは41.9cmとなっていた。そして2つ目の秘密は「7人制で培ったフットワークも15人制に生きてくる」とのことで石田選手は7人制ラグビー日本代表としてオリンピック2大会連続出場となっていた。15人制と同じ広さのフィールドで行うため、とにかく走り続けなければいけない。エディー・ジョーンズHCも日本代表の新たな得点源として期待を寄せていた。日本ラグビー史上5人目となるオリンピック&W杯出場を目指す石田選手は今週土曜に再び行われるウェールズ戦で代表初トライを狙うこととなる。