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現職・小池百合子氏が291万票を獲得して3回目の当選を果たした東京都知事選挙。石丸伸二氏（2位・165万票）が巧みなSNS戦略で2位に躍進し、与野党にはショックが広がっている。一方で今回の選挙では無関係なポスターが大量に貼られるなどして、異例の選挙戦となった。前安芸高田市長の石丸氏は無党派層の約4割の支持を得て、2位に躍進。都知事選の投票率は60．62％で前回より5．62ポイント↑。自民党に大きなダメージとなったのは、東京都議会補欠選挙。連日、党幹部らが応援に駆けつけ、“派閥の裏金問題”について謝罪するなど補選に力を入れていたが、結果は2勝6敗。選挙前の5議席を大きく下回った。都議選は次の衆院選の勝敗を占うとみただけに、自民党内では9月に予定されている総裁選で“新しい顔”を求める声が出ている。