”監禁強盗”関与か 男を逮捕

2024年10月19日放送 6:43 - 6:51 テレビ朝日
グッド!モーニング もっと知りたい!NEWS

千葉・市川市で発生した強盗事件に関与したとして、警察は新たに男を逮捕。指示役は秘匿性の高いアプリを使い、実行役に「JOJO」「夏目漱石」「織田信長」などの名前を名乗っていた。おととい市川市の住宅に3人の男が侵入し、女性が連れ去られた事件。出頭していた容疑者が強盗致傷などの疑いで逮捕された。女性に重傷を負わせたうえで、軽自動車、携帯電話、クレジットカードなどを奪った疑いがもたれている。女性を埼玉県内のホテルに監禁したとして現行犯逮捕された容疑者は、他の事件にも関与した疑いが浮上。今週火曜日、横浜市青葉区で住人の75歳男性が手足を縛られ殺害され、現金約20万円が奪われた事件。容疑者の指紋が検出された。先週水曜日、現金900万円が奪われ、住人の女性がろっ骨を折るなど重傷を負った千葉・船橋市の事件でも現場に容疑者の指紋が見つかったことが分かった。容疑者の出身は愛知県。知人によると先月まで普段と変わらない様子で携帯電話の営業をしていた。市川市の強盗事件では少なくとも1人が逃走を続けている。
警視庁・親家和仁刑事部長は「日本警察の総力をあげて事件の背後にいる“悪いやつら”を早期に切り取り、犯罪グループの実態や事案の全容解明をする必要がある」と述べた。連続強盗事件の全容解明に向け、きのう4都県の警察(警視庁、神奈川、千葉、埼玉)が、強盗捜査本部を設置。8月からおととい迄の間に関東で起きた14事件を対象に、約300人態勢で指示役などの摘発に向け捜査を行う。いまだ尻尾がつかめない指示役の存在。捜査関係者によると指示役は秘匿性の高いアプリを使い、実行役に「JOJO」「夏目漱石」「織田信長」などの名前を名乗っていた。関東各地で起きている強盗事件。指示役はどのようにターゲットを決めているのか。龍谷大学研究員・廣末登氏は「“闇名簿”に基づく選別によってターゲットにされたと考えている」と述べた。業者が違法に入手した個人情報をまとめた名簿「闇名簿」が使われた可能性がある。闇名簿には住所や家族構成、年収のほか、だましやすいかの情報も記載。指示役は闇名簿を入手し、標的を決定しているのではという。資産がある人や、犯罪に使われていない人の闇名簿は高額で取引されるのに対し、すでに犯罪に使われたものは警戒心が高くだましにくいため、価値が低いという。今回の連続強盗事件では被害が数万円程度のケースもあることから、指示役は、価値の低い闇名簿を使っているのではと専門家は推測。廣末氏は「この犯罪は継続される可能性があるので、十分に気を付けてもらいたい」と語った。


キーワード
警視庁龍谷大学船橋市(千葉)市川市(千葉)藤井柊親家和仁

TVでた蔵 関連記事…

ノミネート語30が発表 ことしの「新語・流行語… (情報ライブ ミヤネ屋 2024/11/5 13:55

強盗事件「指示役」検挙へ 警視庁など合同捜査… (めざましどようび 2024/10/19 6:00

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.