首都圏ネットワーク STOP詐欺被害!私たちはだまされない
「首都圏情報ネタドリ!」で取材した、被害が急増中の「SNS型投資詐欺」の実際の手口を紹介、30代の女性はインスタグラムにあがってきた投資講座の広告に目が留まった。女性は、子どもの教育資金の足しにできないかと思い広告をクリック。すると80人ほどが参加するLINEのグループに招待された。そこでは「西垣」と名乗る投資家を講師に資産形成などに関するやり取りが交わされていた。女性は取り引き専用だというアプリから最初に10万円を振り込んだ。その後も「西垣」やLINEのメンバーのことばを信じ親から借金までして100万円単位で次々と投資。アプリ上では元手が2倍以上に増え4000万円以上になっていた。しかし、女性が詐欺だと気付いたのは出金手続きをしたとき。手数料などとして1000万円以上をさらに支払う必要があると言われ理由を問い詰めたところLINEのグループから外された。当初は怪しいと思いながらも振り込み続けてしまった女性は気付けば、投資したと思っていた1900万円をすべて失ってしまった。こうした詐欺の手口はどんどん巧妙化し有名人の画像を悪用するケースも増えている。詐欺の入り口となるツールはフェイスブックやインスタグラムなどさまざまだが、実際に連絡を取り合う段階になってくると閉鎖空間でのやり取りができるLINEが圧倒的に多い。SNS広告の信用度を見分けるのは難しいだが、完全に本物だと判断できない場合は絶対にその先に行かないでほしい。
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