2024年4月25日放送 18:10 - 19:00 NHK総合

首都圏ネットワーク

出演者
寺門亜衣子 江原啓一郎 片山美紀 宮崎あずさ 黒田菜月 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(ニュース)
各地で夏日 気温上昇

きょう、都心では25.8度各地で夏日となった。立川市の複合施設にある水で遊べる場所では涼を求める親子連れの姿が見られた。近くのジェラート店では朝から多くの人が訪れたという。埼玉・朝霞市の中華料理店では冷やし中華が人気を集め、早速注文した男性は「きのうネットで見てはじまったと知ったので来た」と話していた。また山梨県山梨市では冷房が効いた市役所のロビーなどをクーリングシェルターに指定し開放している。暑さはあすも続く見込みで日中の最高気温は長野市で29度、甲府市で28度、東京の都心や横浜市などで27度と予想されている。また関東甲信ではあすは広い範囲で大陸から黄砂が飛来すると予想されていて気象庁が注意を呼びかけている。

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GREEN SPRINGS山梨市(山梨)朝霞(埼玉)甲府(山梨)立川(東京)
世界的な資材価格高騰 都市開発のブレーキに

東京・北区王子駅の近くにあり北区のシンボルとして親しまれている「北とぴあ」は来年から休館して改修工事が行われる予定だったが、建設資材の高騰によって全面的に見直されることになった。会見で山田加奈子区長が改修計画の見直しを明らかにした。すでに事業者とは4億4000万円余りの設計業務の委託契約を結んでいてこの段階での中止は異例となる。区は計画をいったん白紙に戻し電気設備や配管など施設の維持に必要な修繕を行いながら2年ほどかけて改修内容の見直しやコスト削減を図る方法などを検討し新たな計画をまとめるとしている。工事費の高騰が続く中、東京・五反田にある複合施設、TOCビルの建て替えも見直されることになった。建設から50年以上たったことから30階建ての高層ビルに建て替える計画を公表し先月閉館したが、建築費の高騰やビルの賃貸市場の状況を踏まえて当初の計画を見直すことになった。建て替えの着工時期は令和15年ごろを想定していて一定の期間がかかることから閉館したばかりのビルはことし9月ごろに営業を再開する予定だという。世界的な資材価格の高騰について日本建設業連合会の金井甲専務理事に話を聞くと「資材はかなり高い状況で高止まりしている」と述べ、さらに各社の賃上げの動きで人件費も上昇しているとして「今の状況から言うとそう簡単にすぐに下がる状況ではない」とコメントした。北とぴあの改修計画の見直しを発表した山田区長は今後の事業の進め方について「社会情勢の変化が激しい中、行政として臨機応変に対応する対応構築は必要」と話している。

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TOCビル五反田(東京)北とぴあ北区北区(東京)山田加奈子
(人生のしまい方 あなたは)
人生のしまい方 あなたは 1人で背負う”墓じまい”

千葉県に住むある女性のケースを紹介。彼女は天涯孤独になったがご先祖様の後始末に頭を抱えていると番組へ投稿した。宮崎一二三さんは自宅のある千葉県から新幹線や鉄道、タクシーを乗り継いで4時間かけて来た三重の寺を訪れた。この寺で彼女が他界した母親から継いだ墓は全部で20基。ここ以外にも父親から継いだ墓もあり、管理している墓は40基ほどに上る。両親からは墓を守り続けてほしいと言われてきた。しかし、彼女には子どもがいないため、他に継げる人もなく、墓じまいしなければならないと考えている。ただ、墓地の管理者に問い合わせたところ取り出した遺骨を永代供養すると1体当たり100万円ほどかかるといい、合わせると数千万円はかかってしまうのではないかと心配している。彼女自身の気持ちも揺れていた。墓には世話になった祖父母の遺骨が眠り、よく母親と墓参りに訪れていたといい思い入れも大きいという。この日、市内の実家も訪れた。この家も両親が亡くなって以来、空き家になっている。並んで置かれているのは3年前に亡くなった母親と19年前に交通事故で亡くなった父親の遺骨。両親は一人娘の彼女をかわいがってくれた。2人の遺骨を墓に納めてもいずれその墓をしまうと考えるといまだにどこにも納められていない。母親は生前、父親の遺骨を墓に入れたいと言い、宮崎と口論になった。宮崎はいずれ墓じまいをして先祖や両親の遺骨をともに散骨しようと考えているが一方でそれをためらう気持ちも捨てきれないという。

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伊勢(三重)
人生のしまい方 あなたは ”お墓”に多くの意見

先祖代々続いてきたお墓を1人で墓じまいしなければいけないという責任は重く、また首都圏は地方から上京してきた人も多いお墓の問題は多くの人にとって他人事ではない。墓を継ぐ人がいない場合はそのまま放置されると無縁墓となってしまい管理者が処分に困るといった問題もある。お墓について番組に多くの方から投稿をいただいた。次の世代に墓を継いでもらうことの難しさに直面し、それぞれが弔いの在り方を模索している。お墓はそれぞれの家族の歴史も背負っているため、どうするかは簡単には決められない。お墓を大切に思う人も負担に感じる人もいる。墓じまいしてしまうと元には戻せないので周囲の人とよく相談し納得して進めていかなければいけない。

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NHK千葉放送局
#わたしのいちオシ
群馬 榛東村 森野洋一郎さん

群馬・榛東村の視聴者から送られた写真を紹介。

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森野洋一郎榛東村(群馬)
(気象情報)
気象情報

関東の気象情報が伝えられた。

わがまちスター
障害児のヘアカット ”1席だけ”に込めた思い

横浜市、東急東横線の日吉駅から歩いて3分の商店街の一角にある理容室。この道36年のベテラン理容師・半谷秀昭は月におよそ30人の障害がある子どもたちのヘアカットをしている。きっかけは15年前、訪問理容を始めた中で障害児が髪を切ることもままならないことや保護者が周りに迷惑をかけられないと理容室に連れて行くのをためらっていることを知った。そこで半谷自身が率先して障害がある子どもを受け入れようと店を改装した。店にもともと6席あった席をたった1つに減らした。さらに来店してからも落ち着いてもらえるように半谷は独自のノウハウも積み重ねてきた。初めて来た子どもたちとは保護者を交えて会話することから始める。カウンセリングシートにドライヤーやバリカンの音に敏感かどうかや興味があることなどを書き込む。この日来店した4歳の男の子は障害があり落ち着いていることが難しいという。半谷は事前に聞いていた興味のあるおもちゃを用意した。そしてもう1人、2か月置きに通っている佑伍君がやって来た。彼は発達障害がありコミュニケーションを取るのが難しい面がある。事前にこれからのことを説明しないとパニックになることもある。以前は席に座っているのは5分ともたなかったという佑伍君だが、いまは10分程度までなら座ることができるときもある。集中力が途切れそうになると以前は黄色の首に巻くタオルなどを外していた。半谷のことばに励まされ10分間、乗り切ることができた。半谷は障害がある子どもの髪を切りながら、その成長も見守り続けている。また半谷は訪問理容を提供するNPO法人でも活動しており、この取り組みを通して障害児の理髪に対応できる理容師や美容師を増やしていきたいという。

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横浜市(神奈川)
STOP詐欺被害!私たちはだまされない
”SNSで表示される投資広告”に注意!

「首都圏情報ネタドリ!」で取材した、被害が急増中の「SNS型投資詐欺」の実際の手口を紹介、30代の女性はインスタグラムにあがってきた投資講座の広告に目が留まった。女性は、子どもの教育資金の足しにできないかと思い広告をクリック。すると80人ほどが参加するLINEのグループに招待された。そこでは「西垣」と名乗る投資家を講師に資産形成などに関するやり取りが交わされていた。女性は取り引き専用だというアプリから最初に10万円を振り込んだ。その後も「西垣」やLINEのメンバーのことばを信じ親から借金までして100万円単位で次々と投資。アプリ上では元手が2倍以上に増え4000万円以上になっていた。しかし、女性が詐欺だと気付いたのは出金手続きをしたとき。手数料などとして1000万円以上をさらに支払う必要があると言われ理由を問い詰めたところLINEのグループから外された。当初は怪しいと思いながらも振り込み続けてしまった女性は気付けば、投資したと思っていた1900万円をすべて失ってしまった。こうした詐欺の手口はどんどん巧妙化し有名人の画像を悪用するケースも増えている。詐欺の入り口となるツールはフェイスブックやインスタグラムなどさまざまだが、実際に連絡を取り合う段階になってくると閉鎖空間でのやり取りができるLINEが圧倒的に多い。SNS広告の信用度を見分けるのは難しいだが、完全に本物だと判断できない場合は絶対にその先に行かないでほしい。

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首都圏情報 ネタドリ!
(ニュース)
成田空港 大型連休含む11日間 出入国 83万人余見込み

成田空港会社のまとめによると大型連休を含むあすから来月6日までの11日間に成田空港から出入国する人は83万5200人と去年の1.3倍になると見込まれている。新型コロナウイルスの感染拡大前の2019年の同じ時期と比べると4分の3程度まで回復する見通しだという。このうち出国する人は43万8500人でピークはあさってになる見通し。一方、入国する人は39万6700人でピークは来月6日となる見込み。成田空港会社・田村明比古社長は保安検査などに時間がかかるため早めに空港に来るよう呼びかけた。

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成田国際空港田村明比古
柔道 角田選手 スボクラ安楽選手 高校で五輪壮行会

ことし7月に開幕するパリオリンピックに出場が内定している柔道の角田夏実とスポーツクライミングの安楽宙斗。千葉県八千代市の高校で壮行会が開かれ抱負を語った。壮行会は県立八千代高校の生徒会が開いたもので、パリオリンピックの日本代表に内定した八千代高校出身で柔道の角田夏実と普通科の3年でスポーツクライミングの安楽宙斗が生徒たちの質問に答えた。

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千葉県立八千代高等学校安楽宙斗角田夏実
いちご生産支える ”ミツバチ”

日本一のいちごの生産地である栃木県ではいちご作りを縁の下から支えているある生き物がいる。栃木県では冬から春にかけてピークとなるいちごの収穫に合わせて、多くのミツバチが花から花へと移り農家の受粉作業を支えている。これらのミツバチは、自然に集まってくるわけではない。養蜂家の石川颯は交配用のミツバチを育てて県内のいちご農家に貸し出している。石川は3年半前、宇都宮市の郊外で父親と一緒に養蜂園をオープンした。大学を卒業したあと、一度は県内の銀行に就職したが、栃木が誇るいちごの生産を縁の下から支えたいと28歳で新たな世界に飛び込んだ。石川さんの転身を後押ししたのが交配用のミツバチを巡る課題。ミツバチは近年、気候変動などの影響を受けて世界的に数が減っていると言われている。栃木県内で石川さんのような養蜂家は40軒ほど。1900軒に上るいちご農家にハチを貸し出すには足りないため、半数ほどの農家は遠くの県外から巣箱ごと買い入れているということだが繊細なミツバチは上手に管理しないと受粉がうまくいかない。受粉の成功率を少しでも上げるため、石川が取り組んでいるのがミツバチを貸し出している農家をこまめに回ってハチの数や活動量をチェックしている。ハウスの温度管理から農薬のまき方にまで及んでいて、近くに住む養蜂家ならではのメリットを生かしてさまざまなアドバイスを送っている。さらに力を入れているのが耕作放棄地を切り開いて花を植え、養蜂園の周辺に餌となる蜜源を作り貸し出せるミツバチの数を増やそうとしている。石川はこれまで3年をかけて新たにおよそ15アールの蜜源を育ててきた。こうした取り組みを今後も続けながらいちごの生産とともに栃木の養蜂も盛り上げていきたいと考えている。

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ミツバチ宇都宮(栃木)
(お出かけ しゅと犬くん)
中継 神奈川 茅ヶ崎

神奈川県茅ヶ崎市からの中継。明日も気温が上がる予想になっておりこまめな水分補給が大切などと話している。茅ヶ崎ではしらすが有名で、釜揚げでも生でも美味しい季節で、今回はソレを使ったせんべいを作る工場から中継している。焼いて揚げてあるのだが、本来より大きいサイズなどで商品規格で出されないものをせんべいにしているのだそうだ。

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茅ヶ崎市(神奈川)
(気象情報)
気象情報

気象情報を伝えた。

(エンディング)
お知らせ
エンディングトーク

各地で気温上昇のニュースを伝えた。と話した。

NHKニュース7

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