- 出演者
- 船木正人 寺門亜衣子 江原啓一郎 黒田菜月
オープニング映像とオープニングの挨拶。
気象庁によると本州の太平洋側を東寄りに進む前線を伴った低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込む影響で関東甲信ではあす朝にかけて大気の状態が非常に不安定になる見込み。このため局地的に雷を伴って激しい雨が降り特に伊豆諸島では1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るおそれがある。あす夕方までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで関東南部で120ミリ、伊豆諸島と甲信で100ミリ、関東北部で80ミリと予想されている。気象庁は低い土地の浸水や土砂災害、川の増水に十分注意するとともに落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意するよう呼びかけている。
道玄坂などで見られる落書きやステッカーを条例で禁止している東京・渋谷区では書かれてしまった落書きを消す対策も進めている。渋谷区にキャンパスがある大学の学生およそ100人がボランティアで参加。駅周辺で活動した。しかし、消しても消しても書かれてしまう落書きに対し、渋谷区は3年前から街なかで見つけた落書きをLINEなどで送ってもらい速やかに消去しようという取り組みを始めている。こうした取り組みでことし3月までの3年間で1000か所余り、面積にしておよそ1万2000平方メートルの落書きを消すことができたという。しかし業者にも依頼しているためかかったコストはこの3年間でおよそ2億8000万円に上るという。渋谷区環境整備課 吉澤卓哉課長は、街に来る方が渋谷の街に愛着を持っていただけるように環境づくりと啓発を続けていきたいと話した。
小田急線で走行中に刃物を持って暴れる不審者に対応する訓練が行われた。訓練は走行中の車内で刃物を持った2人の不審者が暴れたという想定で行われ乗客が切りつけられるとほかの乗客が車内に備えられた非常通話装置のボタンを押して緊急事態の発生を車掌など伝えた。駅に到着すると駅員がさすまたや盾を持って対応。そして到着した警察官が不審者を取り押さえた。小田急線では3年前に東京世田谷区を走行していた車内で乗客が刃物で切りつけられる事件が起きている。小田急電鉄秦野駅 栗林範之駅長は、何年たったから終わりではなく常に伝承して迅速に動ける体制づくり・意識づくりをしていきたいと語った。
ことし8月、日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震で南海トラフ地震臨時情報巨大地震注意を国が初めて発表した。初めての情報を受けて海水浴場ではホームセンターでは水や食品などを購入する人の姿も見られた。東京の伊豆や小笠原、茨城、千葉、神奈川、そして山梨、長野、合計1都5県では、臨時情報を受けて新たに防災対策をした人が2割に満たなかったことが分かった。NHK放送文化研究所は先月、WEBモニターによる調査を行い1都5県では1278人から回答を得た。このうち臨時情報の発表を見聞きした人は82%の1047人だった。見聞きした人のうち臨時情報を受けて新たに防災対策を取った人は18%にとどまった。対策を取らなかったと回答したおよそ8割の人に複数回答で理由を尋ねたところどのような対策を取ればよいのか分からなかったが30%と最も多く次いで、住んでいる地域や自宅が南海トラフ地震臨時情報の対象地域ではないからが29%などとなっている。また新たに防災対策を取った人に具体的な内容を複数回答で聞いたところ飲料水や食料などの備蓄が71%と最も多くトイレットペーパーなど日用品を多めに購入したが39%などとなった一方で避難所の確認が21%、災害時の家族との連絡方法の確認が19%、家具の転倒防止は17%だった。東京大学大学院の関谷直也教授は、南海トラフ地震臨時情報が出た時に取る行動は、時間やコストのかかるものではなく、まずは避難場所・避難ルート・安否確認など命に関わる命を守るための対応をすぐすることが必要と語った。
今日これからと明日の関東の天気を伝えた。
きょう11月26日はいい風呂の日。都内には公衆浴場、いわゆる銭湯が444か所あるが利用者の減少や経営者の高齢化などでこの10年で250か所以上少なくなっている。こうした中、さまざまな工夫で銭湯を守るための取り組みが行われている。壁画などに昭和レトロが残る東京・北区にある銭湯ではクラウドファンディングで資金を集め併設する喫茶店部分を3年前に大改修した。若い人たちを中心に人気を集めている。現在、喫茶店だけの利用者も含め銭湯全体で以前より2割ほど増えて一日200人が訪れるようになった。業界では銭湯経営の担い手を確保する取り組みも行っている。東京都浴場組合が3年前から開いている銭湯の担い手養成講座では未経験者が対象で浴室の清掃を体験しバックヤードで湯沸かしの仕組みを教わり休業していた銭湯のリニューアル費用やその後の収支などの説明を受け経営に必要なノウハウを学んでいる。講座は多いときは100人ほどの申し込みがあり受講生の中から実際に銭湯経営を始めた人もいるという。
銭湯の魅力を世界に発信しようと活動する女性がいる。フランス出身のステファニー・コロインは銭湯文化の普及などを目的とする日本銭湯文化協会が始めた「銭湯大使」という取り組みの初代大使となった。ステファニーさんは多いときは週に4回銭湯に通うほどの銭湯好き。みずから写真を撮りSNSなどで発信している。さらに銭湯を紹介する本をこれまでに3冊、日本語とフランス語でも執筆している。東京都浴場組合が先月、開いたイベントに銭湯の経営者や銭湯ファン、300人以上が集まった。このイベントでステファニーさんは銭湯をPRするための写真や自分で描いたイラストを紹介するブースを出展した。ステファニーさんの活動を通して銭湯に興味を持つようになった人も多い。フランスのプロバンス地方で生まれ育ったステファニーさん。谷崎潤一郎や川端康成など日本文学が好きで大学生のときに日本に留学。大学生時代、友達に誘われて銭湯に行きその体験が銭湯を好きになるきっかけになった。気軽に行ける銭湯はフランスにはない日本ならではの文化。ステファニーさんが伝えたい銭湯の魅力の1つが銭湯絵などのアート。浴室を明るく彩る姫路城と満開の桜、山あいを優雅に飛び交う鶴の姿。新潟県の代表的な民謡佐渡おけさをモチーフにしたタイル絵といった銭湯絵を眺めながらお風呂に入ることが何よりの癒やし。なんと自宅のお風呂にも銭湯絵師に描いてもらった本物のペンキ絵が飾られている。
銭湯大使のステファニーさんが銭湯のもう1つの魅力と考えるのがコミュニティー。店主の柳澤幸彦はステファニーさんが大学生のときから16年のつきあい。温かく迎えてくれた銭湯を気に入り、毎週通うようになった。次第に常連たちとも話すようになりそれがまた楽しみの1つになったという。柳澤さんご家族もそんなステファニーさんを娘のようにかわいがっている。ここをきっかけにステファニーはいろいろな銭湯を訪ねるようになり、時には、お店の受付を手伝うこともあった。そこでステファニーさんはお客さんの表情の変化に気付いたという。銭湯の存在意義を改めて感じたステファニーさんはそれぞれのお湯のこだわりや銭湯の歴史などを学び、ますますその魅力にはまっていった。一方で銭湯の厳しい状況も目の当たりにする。銭湯の数はピークだった昭和43年のおよそ1万8000軒から今では10分の1以下になっている。ステファニーさんは日本での生活を支えてくれた銭湯への恩返しの気持ちで銭湯をPRするWEBサイトを開設。世界中に銭湯を広めるため日本語だけでなく英語でも紹介している。その後、銭湯大使として本の執筆や講演会を行うなど活動の幅を広げていき、観光客向けのガイドも始めた。
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首都圏情報ネタドリ!の告知。
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国立感染症研究所によると今月17日までの1週間に全国およそ500か所の医療機関から報告された患者数は前の週から0.41人増加して1医療機関当たり2.84人と過去最多を更新した。マイコプラズマ肺炎は子どもに多い細菌性の感染症で発熱や長引くせきといった症状が見られ一部の人は肺炎が重症化したり衰弱したりして入院するケースもある。日本呼吸器学会などはマスクの着用や手洗いといった基本的な感染対策を徹底することなどを呼びかけている。
低い割合にとどまっている難関大学における女子の割合をどうやって引き上げるかを考えるシンポジウムが大学や企業の関係者が参加して開かれた。文部科学省によると全国の大学生に占める女子の割合は過去最高となる一方でこの春の入試の合格者の女子の割合は東京大学で2割程度、早稲田大学で3割余りにとどまっているという。参加した企業の関係者からはロールモデルをもっと増やす必要があるといった意見が上がった。
今日これからと明日の関東の天気を伝えた。
今日の夜の雨についての注意とエンディングの挨拶。