- 出演者
- 寺門亜衣子 江原啓一郎 片山美紀 黒田菜月
オープニング映像とオープニングの挨拶。
今、大きな議論になっているいわゆる年収の壁。103万円、106万円、130万円などの壁があるとされているがこのうち103万円の壁は年収が103万円を超えると所得税が発生するというもの。この壁を見直すことできのう自民公明両党と国民民主党の3党が合意。引き上げ幅などを議論していくことになった。この壁がこのように引き上げられれば私たちの手取りの増加につながっていく。一方で首都圏の自治体からは引き上げ幅などによっては地方の減収につながり独自で行っている身近な行政サービスにも影響が出かねないという懸念の声が相次いでいる。東京・新宿できょう聞いた中では街の皆さんは前向きに捉えていた。いわゆる年収103万円の壁を巡ってはきのう、自民公明両党と国民民主党が見直すことで合意。今後の焦点は所得税が控除される額の引き上げ幅になる。その一方で首都圏の自治体からは地方財政への影響を懸念する声もあがっている。引き上げ幅などによっては行政サービスに影響が出かねないことについて街の皆さんから賛否の声が上がった。103万円の壁の見直しについて大和証券の是枝俊悟主任研究員は物価上昇分程度の引き上げであれば財政への影響は限定的だとした一方、仮に178万円まで引き上げられた場合、財政の安定性を大きく毀損する可能性があると指摘した。
交通手段として注目されているAIオンデマンドバスについて、きょう東京都新宿区で運行の実証実験が始まった。AIオンデマンドバスは決まった時刻表や運行ルートがなく利用者の希望に応じてAI人工知能が自動でルートを設定する乗り合いバス。実証実験が行われるのは区の北西部およそ3平方キロメートルのエリア。乗り降りの場所として駅やスーパーマーケット、病院といった人が集まる場所や坂の多い住宅地など44か所が設定される。利用者は予約用のアプリや電話で乗る場所と降りる場所、それに希望する時間を指定する。運行は来年3月7日までの平日午前9時から午後5時までで運賃は大人400円、子ども200円。実験が行われる地域の中井町会の末木隆夫会長。地域には坂が多くAIオンデマンドバスを新たな移動手段として期待しているという。バスの利用を考えている森田昌孝さんは病院や駅などに行く際、これまではタクシーをよく利用していたという。
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AIオンデマンドバス実証実験、今回のねらいについて新宿区の担当者は人手不足や人口減少でバス路線などが維持できるか危機感がある。今のうちから新たな移動手段を模索したいと考えたと話している。各地で実証実験というのは行われているが大きな課題となっているのがこちらの採算性。都内でも渋谷区や豊島区で行われていた事業があるだが、思うように利用者が増えずに採算が取れなかったことなどから本格的な運行に至らなかったことがあった。こちら、新宿区の計画段階の試算だが、収支が合うためには乗車料金が400円だった場合、1時間当たり30人前後の利用がだいたい収支が合う目安となっている。また予約についてだが、スマートフォンのアプリから電話でできるが乗降場所にバス停などの目印はないので実際にはアプリの操作ができないと利用が難しいという場面もありそう。利用者を増やすには高齢者がスマホを使いこなせるかどうかもポイントになり、クリアしないといけないところだ。新宿区は実証実験中にこうした課題を整理して事業を継続できるかバス会社と検討することにしている。
東京・渋谷から撮影した虹の写真を紹介した。
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関東の気象情報を伝えた。
人気サッカー漫画「キャプテン翼」の原作者で東京・葛飾区出身の高橋陽一さんが、児童数の減少により2つの小学校が統合され来年開校する東四つ木小学校の校章のデザインを手がけきょう、お披露目された。青色のラインは学校の立地にちなみ、近くを流れる中川と綾瀬川が合流し海に流れる様子を表現したという。
子どもたちに選挙に関心を持ってもらおうと埼玉県三郷市では模擬投票の授業が行われた。選ぶのは給食のデザートで、三郷市の選挙管理委員会が行った取り組みで市内3つの小学校の6年生合わせて300人余りが参加した。初めに児童がデザートへの思いを訴え、実際の選挙で使われる投票用紙を使って子どもたちは気に入ったデザートに1票を投じていた。デザートは国産いちごのスティックケーキに決まり、来年3月19日の子どもたちにとって小学校最後の給食で提供されるという。
雄大な渓谷の景色が楽しめる栃木県日光市の龍王峡では周辺の木々が赤や黄色に色づいていて大勢の人たちでにぎわっている。龍王峡は鬼怒川の急流が岩を浸食してできたおよそ3キロにわたる渓谷で竜が暴れ回る姿を思わせることからその名が付いた。今の時期は渓谷の周辺のカエデやツツジが赤や黄色に色づき雄大な渓谷と紅葉を同時に楽しむことができる。おとといは晴れ間が広がったものの朝から冷え込んで冷たい風が吹きつけ訪れた観光客たちはダウンジャケットを着るなどして防寒対策をしながらこの場所ならではの景色を眺めていた。日光市観光協会鬼怒川川治支部によると龍王峡の紅葉は今週いっぱいは楽しめそうだという。
年間300万人が訪れ登山客の数は日本一の高尾山。気軽に登れる山として人気だが、年々事故が増えている。去年の事故の件数は133件。富士山より多くの事故が起きている。最も多い理由が道に迷うこと。そのため、登山家の守屋二郎さんは足で調べた手作りの地図を13年前から毎週末高尾山で販売している。道に迷わせない工夫その1は分かれ道までの距離の表記。登山道には地図にはない獣道があるなどひとたびコースを間違えてしまうと遭難のリスクが高まる。そこで守屋はコース上のすべての距離を正確に計測。一般的な登山地図にはそもそも距離は書かれていないのだがこの守屋の地図には分かれ道から次の分かれ道までの距離が記載されている。具体的な数値があることでルートを間違えずに進むことができる。その2は道に迷わせない工夫。目印を徹底的に調べ上げる。高低差のある山道を長時間歩いていると疲れて現在地を見失うことがあってそれも道に迷う原因の1つとなっている。そこで守屋はGPSを使って目印を地図に書き込んだ。例えば1260メートルと書かれているこの区間。4つの目印が正確に記載されているため現在地を確かめながら進むことができる。目印は定期的に調査しており、かつて屋根付きの休憩所があったが屋根がなくなりベンチだけになっているのを発見し、都度修正を行っている。地図に記載した全132コースをくまなく歩いて調査するため一日に5万歩、30キロを歩くこともある。また、お客さんからの要望で奥多摩や箱根などの登山地図も作るようになって12種類にまで増えている。今、取り組んでいるのは増えている外国人登山者も使える地図にすること。尾根の名前やバス停など少しずつ英語表記を増やしている。今後、QRコードをスマートフォンで読み取ると英語の解説が読めるようにしたいと考えている。安全に山を楽しんでほしいと守屋さんはきょうも山を歩き続けている。
高尾山の達人が作る登山地図、みなさんを道に迷わせないぞという気持ちが伝わったなどと話した。
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つくばエクスプレスを運行する首都圏新都市鉄道はこれまで一部の車両に記録媒体で録画する防犯カメラを設置してきたが車内での犯罪の未然防止をより高めるため、全車両に新しい防犯カメラを設置することになった。きのうはつくばみらい市にある車両基地で取り付け作業が報道公開された。防犯カメラは蛍光灯と一体型になっていて車両の天井部分に設置する。1両に4台設置するカメラの映像は総合指令所で必要に応じてリアルタイムで確認できるようになる。運行会社によると車内での痴漢や乗客どうしのトラブルはコロナ禍以降、年々増加していて昨年度は73件と2020年度の4倍に上っている。
フランス産のワインの新酒、ボージョレ・ヌーボーの販売がきょう解禁された。円安などを背景に調達のコストは上昇しているが小売店や輸入業者では消費者を取り込もうと価格を据え置く動きが相次いでいる。ボージョレ・ヌーボーはフランスのボージョレ地区でその年に収穫されたぶどうで造るワインの新酒で毎年11月の第3木曜日に販売が解禁される。このうち江東区のスーパーではきょうから販売が始まった。訪れた人は試飲をして味を確かめながら買い求めていた。このスーパーでは円安などで調達のコストが上昇する中、航空便1便当たりの輸送量をできるだけ増やすなど物流の効率化を進めることで販売価格を去年並みに抑えて消費者を取り込もうとしている。
先月1日、埼玉県所沢市で発生した強盗傷害事件の実行役が乗っていたと見られる車が警察に押収される様子を紹介。実行役4人は事件前、現場近くのコンビニエンスストアでそれぞれが乗ってきた福岡県内のナンバーの車や群馬県内のナンバーのレンタカーで落ち合い現場に向かっていた。深夜のコンビニに他県ナンバーの車が集結するちょっと変わった状況だった。警察によると闇バイトの実行役は強盗の現場に向かう前にそれぞれが用意した車で集合することが多く深夜に他県ナンバーの車やレンタカーが1か所に集まるケースがあるという。実際に強盗をする際には目立たないように1台の車に乗り込んで現場に向かうということで深夜に複数人がすし詰め状態で乗っている車にも注意が必要だという。深夜に他県ナンバーの車集合に注意。こうした強盗の予兆とも言える状況を見かけたら戸締まりなどをして警戒するとともに警察に通報。
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東京都は脱炭素社会に向けたエネルギー政策について助言を受けたいとして第2次安倍政権で総理大臣秘書官や総理大臣補佐官を務めた今井尚哉氏を新たに参与に起用することになった。今井氏は昭和57年に当時の通商産業省に入りエネルギーに関する行政などに従事し現在はシンクタンクで水素をはじめとしたクリーンエネルギーの研究などを行っている。
パリ五輪の女子ブレイキン金メダリスト、湯浅亜実選手にきょう出身の埼玉県川口市から特別表彰が贈られた。湯浅選手は川口市の市長から特別表彰の賞状や市の産業として知られる鋳物のアルミ皿などを受け取った。
聴覚障害者の国際スポーツ大会、デフリンピックが来年の秋に日本で初めて開催されるのに合わせて東京都は大会の運営をサポートするボランティアおよそ3000人を今月から募集している。活動期間は大会前の来年11月10日から28日までで来年4月1日の時点で18歳以上で活動期間中に日本国籍または日本に滞在する資格を有していて事前の研修に参加できるという条件を満たせば応募できるという。
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川崎市制100周年ということで子どもたちが作ったアート作品を展示するアート展「Colorsかわさき2024展」が開催される。障害者や子どもたちが描いた作品およそ200点ほどが展示されていて障害の有無にかかわらずアート作品自体を楽しんでもらいたいというコンセプトになっている。
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エンディングの挨拶。