- 出演者
- 船木正人 押尾駿吾 宮崎あずさ 黒田菜月
オープニング映像。
そごう千葉店の別館で以前はジュンヌ館と呼ばれていた17階建てのビルが、去年「そごう西武」を買収した米国の投資ファンドにパートナーとして参加している家電量販大手、ヨドバシホールディングスの店舗が1階から4階のフロアに入る形で改装されきょうオープンした。そごう西武は去年、親会社だったセブン&アイホールディングスから米国の投資ファンドに売却されファンドのパートナーのヨドバシが西武池袋本店など各地で店舗を取得している。取得した店舗に家電量販店をオープンさせるのは今回が初めてで来年以降、池袋でも展開する方針を決めている。今回の改装を巡って地元の千葉市は、これまでそごう側と協力して作り上げてきた駅前の落ち着いた空間作りについて今後も連携して進めていくことなど協力関係の継続をヨドバシ側に求めている。
ふるさと納税を利用する人が増え続ける中、地方を中心にたくさんの寄付を得る自治体がある一方で東京などでは税収が減ってしまって頭を抱える自治体も相次いでいる。群馬県の東部にある千代田町。人口は1万余りで、町で唯一の中学校は築50年以上。修復してはまた起きる雨漏りに悩まされてきた。中学校で今、念願の建て替え計画が進んでいる。それを後押ししたのはふるさと納税。町内の工場で造られるビールを返礼品にしたところ人気を集め昨年度の寄付額は群馬県内で最も多い30億円になり、町の収入の3分の1を占めている。高橋純一町長はふるさと納税による収入が行政の充実につながっている。一方、ふるさと納税によって苦悩する自治体も。その1つ、人口92万の東京・世田谷区は区民がふるさと納税を利用して別の自治体に寄付することで区の税収が減っている。保坂展人区長によると、減収額は年々拡大し、今年度は初めて100億円を超えて110億に達する見通し。世田谷区では令和18年度までに区立の小中学校49校の改築が計画されているが資材の高騰などもあって計画の見直しを迫られた例もあり減収の影響を受けている。今後、さらに減収が拡大していけば、ごみ収集や清掃など日々の行政サービスが低下するおそれを懸念している。都内の自治体で相次ぐ税収の減少について、東京都の小池知事はきょうの会見で受益と負担という地方税の原則をゆがめているとしてふるさと納税の抜本的な見直しを国に求めていく姿勢を重ねて示した。
ふるさと納税による収入で住民サービスが充実する場所がある一方でサービスの縮小につながる自治体が出るおそれもある。今後国がどの程度抜本的な議論の見直しに応じるかというのは不透明だが、都市と地方が対立するのではなく双方が不公平感を抱かない方法を議論していく必要がある。
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4年に1度開かれる聴覚障害のある人たちの国際スポーツ大会、デフリンピック。来年100周年の記念大会として日本で初めて東京などで開かれる。開催まできょうで1年となり都内でイベントが開かれデフリンピックのメダリストなどが参加した。発表されたのは東京大会のメダルのデザイン。選手たちの活躍を願って折り鶴が描かれている。全国の小学生から高校生が3つの候補の中から選んだ。またイベントでは大会のために考案されたサインエールが披露された。サインエールは聴覚障害のある選手に応援を確実に届けようと手話がベースになっている。東京大会は来年11月15日に開幕する。
来月2日のマイナ保険証への移行を前にした動き。各地の自治体の中にはマイナ保険証に必要なマイナンバーカードの申請が急増している所もある。一方、高齢者施設の現場では戸惑いの声が上がっている。町田市では市民センターや商業施設に臨時の会場を設けてマイナンバーカードの申請に対応している。先月は4313件とことし4月の3倍近くの申請があったということだ。マイナ保険証への移行が迫る中、高齢者施設では戸惑いの声も上がっている。葛飾区の特別養護老人ホームには71歳から104歳までの91人の高齢者が入所している。入所者の多くが日常生活を1人で送ることが困難な要介護度4。病院には家族の代わりに職員が付き添うことが多いため健康保険証は事務所内の鍵付きの棚ですべて預かっている。しかし施設では来月2日から移行するマイナ保険証は預からないという方針を決め今月から入所者の家族にお便りを発送している。その理由は取り扱いの責任が重すぎるというもの。マイナ保険証の場合は原則、暗証番号が必要になることや、悪用されると税や年金など保険資格以外の重要な個人情報にアクセスされるおそれがあるため。また国はマイナ保険証を施設で預かる場合は鍵付きのロッカーなどにすることや管理を行う職員の範囲を定めることなどの手順を示しているが。担当者は緊急で受診が必要なこともあり管理する職員を限定することは現実的ではないと話している。
押尾アナの撮影した「#わたしのいちオシ」写真が紹介された。
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関東の気象情報が伝えられた。
東京・池袋では駅周辺の街を舞台にした謎解きアトラクションが次々と企画され、その数は25以上となっている。百貨店やホテル、商店街などが協力し、ミステリーの街を打ち出している。池袋をミステリーの街にしようというプロジェクトの中心メンバー、黒川雄斗が案内する謎解きゲームは2人1組で行い、渡された設定書には物語の世界観やルールが書かれている。舞台は商業施設で起きた連続殺人事件、2人の刑事になりきって犯人を探す。スマートフォンのメッセージアプリからキーワードを入力すると事件のヒントや物語のせりふが表示される。現場に隠されたキーワードをスマホに入力し送られてきた映像を確認する。施設の空きスペースを有効活用していてリアルさや臨場感を楽しめる。そもそも池袋とミステリーとの関係は立教大学の一角にある蔵の持ち主と関係がある。ミステリー作家の江戸川乱歩がかつてここに邸宅を構えていた。蔵の中には江戸時代の奇術書や手品本などたくさんの資料が保存されていた。池袋の歴史を若い世代にも伝えようということで行政も協力してミステリーの街を打ち出している。プロジェクトには大学生も参加。豊島区にある大正大学では地域のにぎわいを作る授業の一環で学生たちがミステリーを企画した。池袋にはフクロウにまつわるスポットが数多くあることを利用し、盗まれた1体のフクロウを探すというミステリー。この街歩きは所要時間は3時間ほどでフクロウ探しを通じて池袋の街全体を知ることができた。
スタジオでは普段通り過ぎてしまう場所にも目を向けて楽しむことができたので、良い取り組みだと感じたなどと話された。
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多くの著名な作家が利用したことで知られことし2月に休館した千代田区神田駿河台の老舗ホテル「山の上ホテル」を隣接してキャンパスを構える明治大学は土地と建物を取得したと発表した。川端康成や三島由紀夫など数々の作家や文化人が利用したことで知られているが建物の完成から87年がたったことし2月、老朽化に伴って休館した。明治大学によるとこの山の上ホテルについておよそ1600平方メートルの土地と地上6階、地下2階の建物についてきょう付けで取得し、外観を維持したまま耐震工事を進める計画だという。その後の具体的な活用方法は検討中だとしているがホテルとしての営業再開を目指すとともに大学のキャンパスが隣接しているため一部を学生寮や教育関連の施設などとする方針だという。今回の取得について明治大学は山の上ホテルは歴史的にも価値ある建造物で新たなシンボルとして継承していくとしている。
中学1年生だった横田めぐみが北朝鮮に拉致されてからきょうで47年となる。新潟市にある母校の小学校でめぐみさんの一刻も早い帰国を願う音楽集会が開かれた。母校の新潟小学校には全校児童のほか、めぐみさんが通っていた新潟市にある寄居中学校の生徒やめぐみさんの同級生たちが参加した。寄居中学校の2年生、樋口菜那さんは拉致被害者や家族の思いを自分事として想像してほしいという思いを込めて作った歌を披露した。まためぐみさんの同級生でバイオリニストの吉田直矢さんと同級生の池田正樹さんが合奏を披露した。
かつて渋谷駅周辺で栽培されていたお茶、渋谷茶を復活させようと地元の松濤中学校にきょう渋谷茶の苗木10本が寄贈された。渋谷茶は明治時代、渋谷駅周辺で栽培されていたが街の開発が進む中で茶畑は姿を消した。5年前、区内の公園で渋谷茶の木が見つかったことをきっかけに地元企業などが新たな観光資源にしようと渋谷茶を復活させるプロジェクトを進めている。生徒たちは1本ずつ丁寧にプランターに植え替えた。苗木は2年から3年ほどで成長しお茶として飲めるようになる見込みだという。
内村光良さんのいちオシの街は「横浜」。日本有数のターミナル駅、横浜駅の東口にあるビルの3階に内村が通っていた映画や演劇について学べる専門学校があった。この学校の演劇科で生涯の仲間である出川哲朗、南原清隆と運命的な出会いを果たした。お金はないけれど夢と時間はたっぷりあった時代、横浜駅周辺で仲間と過ごし夢を語り合った時間が掛けがえのないものになった。そんなとき内村にとって人生の転機が訪れる。学校での漫才の授業を見た講師にオーディション番組に出ることを勧められ、見事合格。ブレークを果たした。今、学校は「日本映画大学」と校名を変更し、川崎市に移転。在校当時の内村のことをよく覚えている人がいた。職員の木村悦子は「人柄がすごく良く。南原さんと2人でいつも楽しそうでやられているのが心地良い感じがした」と振り返った。先日コント番組「LIFE!」の放送開始12周年を記念してファン感謝祭が行われた。内村の原点ともいえるコントを観客の前で披露する貴重な機会。内村は観客の笑顔を見てパワーを貰っているおで続けていきたいなどと話した。
スタジオでは内村さんの名言にあやかり、夢を持ち続けたいなどと話された。
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首都圏いちオシ!LIFE!ファン感謝祭!の番組宣伝。
都内午後3時半現在の特殊詐欺電話の発生状況が伝えられた。
ことし9月、栃木県那須塩原市内に住む36歳の男性の携帯電話に警察官を名乗る男から電話がかかってきてマネーロンダリング事件の押収品の中からあなたの名義の口座が見つかった。共犯になるかもしれないと言われた。男は、今後のやり取りはLINEで行うと言いその後、LINEのビデオ通話を使って警察手帳のようなものを見せたという。そして、あなたの身の潔白を証明するためにお金を振り込んでください。捜査が終われば返金すると要求。話を信じた男性は指定された口座におよそ1000万円を振り込んだが、結局、お金は戻ってこずだまし取られてしまったという。警察がSNSのビデオ通話機能を使って警察手帳や捜査書類などを示すことはない。どんな理由であってもSNSを通じてお金を要求されたら詐欺の可能性が高い。すぐぐ振り込まず、家族や近くの警察署に相談。
(中継)東京・表参道。神宮前の交差点の角にあるオモカドという施設の屋上から中継。11月10日からイルミネーションが始まっていてたくさんの方が楽しんでいる。2万個ものLED電球が設置されているのだが再生可能エネルギーを使用しているということで環境にも配慮されている。
全国の気象情報が伝えられた。
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