つくばエクスプレスを運行する首都圏新都市鉄道はこれまで一部の車両に記録媒体で録画する防犯カメラを設置してきたが車内での犯罪の未然防止をより高めるため、全車両に新しい防犯カメラを設置することになった。きのうはつくばみらい市にある車両基地で取り付け作業が報道公開された。防犯カメラは蛍光灯と一体型になっていて車両の天井部分に設置する。1両に4台設置するカメラの映像は総合指令所で必要に応じてリアルタイムで確認できるようになる。運行会社によると車内での痴漢や乗客どうしのトラブルはコロナ禍以降、年々増加していて昨年度は73件と2020年度の4倍に上っている。