- 出演者
- 寺門亜衣子 安藤佳祐 江原啓一郎 片山美紀 黒田菜月
オープニング映像とオープニングの挨拶。
東京・品川区では日陰になると身震いするような気温になった。外を歩く男性はエアコンの暖房を使い始めたが気になるのは電気代だと話していた。電気代が高騰する中、電気のいらない商品が人気を集めている。全国に展開するこの大型雑貨店のチェーンでは今月に入ってから電気を使わない寒さ対策グッズの売り上げが去年の同じ時期と比べておよそ2割増えているという。販売しているショールは腕を出すスリットがあり、手元で作業がしやすくなっている。おなかからつま先までをすっぽり包み込む袋状の毛布も人気だという。この先、朝の予想最低気温はきょうより下がるところがある見込み。日中の最高気温も各地できょうよりも低くなりそうだ。また気象庁がきょう発表した3か月予報によると来月から来年2月にかけての関東甲信の気温はほぼ平年並みとなる見込み。気象庁はこれからは冬らしい日が続くと見られ体調管理に注意が必要だと話している。
今月16日の深夜、さいたま市西区の埼玉栄高校のグラウンドで2年生の16歳の男子生徒が同級生らを乗せて車を運転していた際に横転し助手席にいた17歳の男子生徒が死亡した。警察の調べによると車はグラウンド内の斜面に乗り上げて横転したと見られ警察は無免許運転過失致死などの疑いで調べている。捜査関係者によると運転していた生徒は過去にも運転したことがあると説明しているほか当時、車には下級生1人を含めた合計4人が乗っていたことも新たに分かったという。事故を受けて高校はきょう記者会見を開き車の管理状況などについて説明した。それによると車はグラウンド整備などに使うもので日常的には部活の監督やコーチが運転していた。しかし車のキーは車内に放置されていて当日は運転席前のダッシュボードに置かれ誰でも運転できる状態だったという。学校はあす保護者会を開き経緯などについて説明することにしている。
闇バイトによって犯罪に巻き込まれる若者が後を絶たない中、啓発動画のコンテストが宇都宮市で開かれた。コンテストには栃木県内の5つの高校や専門学校から8つの作品の応募があり警察関係者などが審査した。最優秀作品に選ばれたのが宇都宮市にある専門学校生が作った1分ほどのドラマ仕立ての動画でSNSで見たうたい文句に釣られて中身が分からない荷物を運んでいた若者が警察から職務質問を受けるストーリー。また優秀賞には高額報酬やホワイト案件など闇バイトの募集で使われるキーワードを紹介しいいと思った人は危険ですと締めくくる動画が選ばれた。動画は栃木県警察本部の公式YouTubeで見ることができる。
闇バイトによる事件の例を紹介。埼玉・所沢市で先月1日おきた事件は実行役が事件前、現場から1km離れたコンビニに集合するよう指示がされていた。同じく先月15日に横浜・青葉区でおきた事件も区内のコンビニで粘着テープを購入していた。16日に千葉・白井市でおきた強盗傷害事件も現場近くのコンビニで粘着テープなどを購入した疑いがもたれている。警察によると、闇バイトの実行役は指示役で指定された場所で始めて顔を合わせるケースが多く、その際24時間営業のコンビニは事件に使う道具購入にも好都合だという。強盗の予兆とも言える状況を見かけたら、戸締まり等の警戒をするとともに警察に通報を。
闇バイトの特集について視聴者の意見を紹介。秘匿性の高いアプリを利用制限すべき、闇バイトの応募は巧妙にカモフラージュされると気づきにくいので見抜くポイントを教えて欲しい、急な治安悪化の恐怖を感じるなどの意見が寄せられた。
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明日の関東の天気を伝えた。
農林水産省はきょうJAグループなどの集荷業者が米を卸売業者に販売した際の相対取引価格を発表した。それによると先月の価格はすべての銘柄の平均で60キロ当たり2万3820円となり去年の同じ月と比べて57%上昇した。ひとつきの平均として2006年の調査開始以来、最も高い金額で2か月連続で過去最高を更新した。産地別に価格の上昇率を見ると北海道産のななつぼしが63%、秋田産のあきたこまちが55%、山形産のつや姫が35%、新潟魚沼産のコシヒカリが22%などとなっている。農林水産省は米の高値が続く理由について農協が農家に前払いする概算金が増えたことや集荷業者の間で米の確保に向けた競争が激しくなっているためだとしている。農林水産省では9月下旬からスーパーなどでの米の販売量は減少しているとしていて今後、価格にどのように反映されるのか注視することにしている。
東京・狛江市で連日、子どもたちでにぎわっているのは懐かしのお菓子が並ぶ駄菓子屋。レジではお小遣いの100円ぴったりに買い物しようという子どもも。この駄菓子屋、狛江市のシルバー人材センターが運営している。シルバー人材センターの仕事は清掃や草取りなど、体に負担がかかる作業が少なくない。そんな中、考案されたのが駄菓子屋での仕事だった。店には地域の60代から80代の15人ほどが2時間のシフト制で働いている。店で働く田中映子さんは夫を早くに亡くし現在は1人暮らし。田中さんは当初、ひざの痛みから自分にできる仕事は少ないと考えていた。しかし、センターの勧めで駄菓子屋の仕事を始めると気持ちが明るくなったと話していた。店の常連には子育てを始めたばかりの母親もいる。1歳の男の子を育てるあやのさんは1年ほど前、結婚を機に狛江市に引っ越してきた。現在は育休中で四六時中、子どもと一緒。子どもの機嫌が悪くなってしまうこともしばしば子育てに奮闘する中、あやのさんは駄菓子屋のオープンを知り、通い始めた。今では田中さんたちと会うのを楽しみにしている。自分を気にかけてくれる何気ないおばあちゃんとのやり取りが支えになっていると話している。田中さんは年齢を重ねた自身が若い世代に必要とされていることに生きがいを感じている。狛江市のシルバー人材センターによると全国にあるシルバー人材センターの中でも駄菓子屋を作るというのは珍しいという。高齢者の豊富な経験やスキルをどうやって社会に生かしていくか、そのヒントが詰まっているように感じる。
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- 狛江市(東京)
ポジティブ思考や好きなことを貫き通す姿勢などを「ギャルマインド」と呼ぶ。このギャルマインドを教育方針に掲げて人材育成に取り組む好調を取材した。去年、渋谷区に新設されたサポート校と呼ばれる教育機関は通信制高校に在籍する生徒たちの学習を支援し、高校卒業資格の取得を目指している。カリキュラムには動画制作やメイクなど今どきの授業もありSNSなどを活用して世界に発信する人材を育てようとしている。生徒たちの憧れが、校長の赤荻瞳。赤荻さんの教育方針はギャルマインドを育むこと。赤荻さんはかつてギャル雑誌の編集長を務めていた。21歳のとき休刊していた雑誌がウェブ版で復活すると聞きみずからを熱心に売り込み就任した。SNSなどを通じてモデルを次々にスカウトし朝ドラ、おむすびにも出演中のみりちゃむなどを発掘。ウェブ版は人気を呼び、就任から僅か1年で雑誌の復刊という出版不況ともいわれる中での快挙を成し遂げた。去年、ビジネス誌による、世界を変える30歳未満30人の1人にも選出された。赤荻さんのもとで夢を追う生徒がいる。芳賀紗有希さんは俳優を目指しているが、人前に出ることは少し苦手、どうすれば克服できるのか赤荻に相談した。赤荻がアドバイスしたのは、自分を信じること。そして、毎日欠かさずSNSに投稿をし続けることだった。アドバイスを受けてから芳賀はおよそ120日連続でSNSを投稿中。人前に出ることも少しずつ苦ではなくなっているという。赤荻さんは、私を見て気軽にチャレンジしていいんだとかもっとポジティブな考え方すればいいかもと気付いてもらうことがギャルマインドの伝授方法だと話した。
百貨店ではきょうからお歳暮商戦がスタートした。水戸市内の百貨店では茨城の特産品を含む1100点余りの商品を取りそろえた。コロナ禍以降、自宅用などで豪華な商品を買い求める人が増えているとして鍋セットなどを充実させるとともに能登半島地震の被災地応援で石川県産の詰め合わせを用意している。
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- お歳暮令和6年能登半島地震水戸(茨城)
ことし4月から運送業で時間外労働の上限規制が始まりきょう東京労働局は先進的な取り組みを広くPRしようと運送会社の担当者らと意見交換した。出席した運送会社と荷主の5社は各社の製品を共同で保管して配送するシステムを導入し配送拠点の統合とトラック1台当たりの積載率の向上を実現したということだ。東京労働局では企業が訴える課題の解決に向けてほかの企業の状況も調べたうえでホームページなどで公表する予定。
茨城県ひたちなか市の第三セクター、ひたちなか海浜鉄道の国営ひたち海浜公園方面への延伸計画。会社などはきょう国が今の終点の阿字ヶ浦駅から公園の南口付近までの1.4キロの先行開業区間について事業の前提となる工事の認可をしたと発表した。この区間の事業費は59億円余りで国の補助金も活用して延伸事業を進める方針。厳しい経営環境が続く地方鉄道の延伸は極めて珍しく海浜鉄道などは早ければ2030年の開業を目指している。
きょう午後、千葉県の上空で不思議な雲が確認された。千葉県袖ケ浦市で撮影された映像には2本の長い帯状の雲が平行に連なっている。撮影した女性によると東西方向に延び20分間にわたって見えたという。雲は千葉市中央区の千葉放送局前でも確認された。同じような雲の目撃情報はSNSに相次いで投稿され気象衛星の画像では東京湾付近から千葉県の上空に2本の雲がかかっていた。この雲について銚子地方気象台は何らかの理由で上昇気流が生まれたときにできる波状雲の可能性があるが詳しいことは分からないとしている。また気象学が専門の東京大学の新野宏名誉教授は画像を見るかぎりではオーストラリアでよく見られるモーニンググローリーと呼ばれるロール状の雲と似ている。上空の安定した大気に性質が異なる空気が流れ込み上昇気流が発生したことでできた雲だと考えられると話している。
明治時代の半ばに建てられた当時のオフィスビルをもとに復元された建物「三菱一号館美術館」は去年から設備メンテナンスのため休館していたが、今週23日の土曜日、1年ぶりに再び開館する。館内も明治時代の雰囲気が残されているがただ照明はLEDになったり空調も新しくなるなどリニューアルされた。リニューアルに合わせて展示会も行われる。目玉となるのがトゥールーズ・ロートレックの作品。ロートレックは19世紀に活躍した画家でポスター画家としてとても有名だった。学芸員の岩瀬慧は「今回、美術館としては初めて現代作家のソフィ・カルの作品の展示をするなど新しいチャレンジを行っているのでそちら楽しんでいただきたい。もう1つは明治、大正、昭和に活躍した洋画家の坂本繁二郎という作家のこちらの作品も展覧会も行っているのでそちらも楽しんでいただければと思っている。」とコメントした。
明日の関東と全国の天気を伝えた。
寒さへの注意とエンディングの挨拶。