イット! (ニュース)
国民民主党が強く求める、年収103万円の壁の見直しを巡り、大きな動き。明日から始まる臨時国会で石破首相が103万円の壁の引き上げを表明する方針が明らかになった。政府・与党が“もう1つの103万円の壁”についても見直す方向で検討に入っていることが分かった。学生の子供を持つ親への減税の仕組み「特定扶養控除」。特定扶養控除は19歳以上23歳未満の子供がいる世帯を対象とした減税制度。子供の収入が年103万円の壁を超えた場合、親の手取りがかなり減ってしまう。若い世代のアルバイト控えにつながるとの指摘も。自民党税調は今日も会合を行っていて、特定扶養控除の見直しについても検討を進める見通し。自身を巡る不倫問題について、玉木代表は「引き続き話し合いを続けています。最愛の妻なのでもっと大切にしていきたい」とした。午前には国民民主党の支持団体である連合・芳野会長と会談し、一連の不倫問題を陳謝した。連合・芳野友子会長は「私たち連合としては国民民主党の支援団体でもあるし、身内は厳しく、期待をしているだけ厳しくあるべきだと思っている」。この不倫問題を巡り新たな疑惑が浮上。週刊誌のオンラインサイトが、不倫相手の名前が国民民主党の候補者として浮上していたと伝えた。玉木代表の事務所によるコメントも掲載。女性が政治への興味・関心があったとしている。一方で、党が正式に検討するには至っていないと回答したと報じた。玉木代表は「候補者だったという見出しだが全く事実に反する」と、党の公認候補者にしたことはないと週刊誌の報道を否定した。一連の不倫問題を巡っては、国民民主党の倫理委員会で調査することが決まっている。代表としての進退について、玉木代表は「倫理委の結果をしっかり受け止めて最終的には自分で判断する」。玉木代表はまもなく石破首相と面会。原発の活用など、エネルギー政策について提言する予定。明日から始まる臨時国会に注目が集まる。