大下容子ワイド!スクランブル NEWSドリル
きのう江藤前農林水産大臣の後任に任命された小泉進次郎氏。就任会見ではこれからの使命について「私は農林水産省の最も重要な使命は国民の皆様に食料を安定的に供給することだと考えている。そのためまずはコメについて消費者に安定した価格で供給できるように全力で取り組んでいきたい」と宣言した。小泉氏を選んだ理由について石破総理は「農林部会長を務めておりました。農業についても水産業についても経験・見識・改革に向けた情熱、というものを持っているのが小泉議員だと考えた」と話した。いまから10年前、自民党の農林部会長に就任した小泉氏。JAに対し販売手数料や流通構造の見直しを求めるなど、農協改革に携わってきた。そんな小泉氏がさっそく打ち出したコメの価格高騰への対策が「備蓄米に対する入札制度の見直し」。随意契約とは特定の相手と予定価格を決めた上で契約する手法で、手続きの手間や経費が抑えられる他、急いで発注したい場合に向いている。また、7がつまで毎月10万トンとしていた備蓄米の放出量については「仮に需要があった場合には無制限に出す。そういったことも含め、いままでと違う大胆な手が必要だと思っている」と話した。小泉大臣が発表した”大胆な一手”はコメの価格低下につながるのか。さらに今回の騒動の発端となった江藤前農林水産大臣の事実上の更迭は、今後の政局を大きく揺さぶる可能性もある。