「二地域居住」のこれまでとこれから

2024年10月30日放送 4:05 - 4:14 NHK総合
視点・論点 (視点・論点)

いま住んでいるところとは別のところにも生活拠点を持つ「二地域居住」という生活スタイルが注目されている。2024年5月には広域的地域活性化基盤整備法が改正された。国土交通省は二地域居住促進の目標として、東京一極集中の是正、地方創生、地方への人の流れの創出・拡大の3つをあげている。二地域居住促進では地域の担い手不足解消、暮らし方や働き方の多様化などの効果も期待される。現在、二地域居住を行っている人の目的では、家族や親族との交流、田舎や郊外などでの休暇などが多くなっている。
広域的地域活性化基盤整備法の改正は、二地域居住促進のため市町村を念頭に構成されている。地域への関わりの水準は階段状の概念で説明できる。まず関係人口があって、関係性を深めながら二地域居住や移住へとステップアップしていくプロセスが一般的。二地域居住の関係法令は整備されてきたがまだ十分ではない。拡大のための課題にはコスト面、制度面、利便性、心理面がある。


キーワード
二地域居住国土交通省

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